トラリピイメージ

トラリピを超長期運用する事で利益の最大化を狙う。継続するのが何より重要。

以前トラリピの運用を止めましたが運用再開。

運用を止めた理由:売買のスプレッド(手数料)が高すぎたため

トラリピ(マネースクエア社のトラップリピートイフダン、略してトラリピ)はFXの自動売買の先駆けだと記憶しています。

トラリピが発表後、仕組みが概ね同じような自動売買システムが各FX会社から発表されています。

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運用再開の理由:余剰資金があって現金で置いておくだけでは何も生み出さない、お金に働いてもらって少しでも増やしたいという動機。

投資の入り口として入りやすいトラリピ

私が投資をするにあたって初めて試したものがFX(外国為替証拠金取引)でありトラリピ。

投資初心者の頃って誰もが経験しますが、ぶっちゃけ訳分からないでしょ?

訳の分からないシステム、訳の分からない用語、訳の分からない証券会社のインターフェイス。

訳分からん尽くしの中で「何かしらの投資をしなきゃ」という使命感にも似た意思で取り掛かったのがその中でも分かりやすそうなトラリピ。

買い注文を入れておいて一定の価格になれば自動で売ってくれて利益確定まで自動でやってもらえる、通貨量や値幅などの資金管理には気を付ける必要はあるものの「安く買って値上がりしたら売ってくれるを自動的に」やってくれるツールで初心者と親和性が高いと当時感じましたし今でも比較的、投資商品の中では分かりやすいと感じます。

「自動売買」「放っておいて利益が確定」というキャッチーな謳い文句で「君に決めた!」と言わんばかりにマネースクエアで口座開設。

マネースクエア

2011年3月に運用スタート⇒2年弱ぐらい運用した結果としてアベノミクスの波に乗り大きなプラスだったのですがトラリピを運用し始めて知識が身に付いてくるにつれて「手数料高い」という不満が脳内にもたげるように。

運用の停止

そこが不満で運用を一時ストップすることにしました、今思えばあのままずっと続けていれば結構な運用益を得ることが出来ていたでしょう、継続というのは何より大事。

投資全般にいえることで今だから言えるのですが継続することが運用益の増加に直結するということ。

文字面だけ見ると「そんなの当り前じゃん?」と思うのですが続けるというのが投資においてはめちゃくちゃ難しい。

トラリピを始めた頃は悪夢の民主党政権でアホみたいに円高容認していたためドル円でトラリピ運用していた私はかなり焦って、でも含み損を損切る勇気もない状態でした、よく覚えてるし多分忘れない記憶。

その後アベノミクスでするすると円安方向にいったおかげで結果として大きな利益を得ることができました、完全にラッキーパンチ。

一方でなまじ知識を身に付けた人間はトラリピのスプレッドに不満を持つようになりまして運用停止の決断をすることに。

当時の自分にタイムリープでアドバイスできるのであれば「そのまま続けておけ!」と間違いなく言いいますが(笑)。

トラリピの再運用

スプレッドに不満を持ってトラリピから撤退したものの、その後手数料が安くなったり改善はされていた模様。

手数料以前の前に自己資金で銀行に預けてある日本円を効率良く働かせたいという意図とトラリピの取扱い通貨ペアが増えた事が主要因。

投資している人は喫緊で何かあったら必要なお金以外は投資に回しているでしょう。

投資ブログなどでも自己資金の1割ぐらい~や200万円ぐらいは最低必要資金として現金で持つべきという論が多い。

最低必要資金の額はその人のライフスタイルによるところが大きいものの多数の意見としてよく言われるのが生活費×3ヶ月分。

その金額を大幅に上回って銀行に預金があったので何とか有効活用したいと考えトラリピで運用の検討。

そのタイミングでトラリピが得意とするレンジ相場になりやすい「豪ドル/ニュージーランドドル」の通貨ペアが追加されたので運用開始。

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通貨ペアの追加が自分の意識と良いタイミングで合ったなといった感じ。

放っておける=大きなメリット

自動売買全般にいえることですが設定さえしてしまえばあとは放ったらかしで手がかかりません。

これは凄いメリットです、まさにお金を働かせてお金を稼いでるわけなので。

投資を始めた頃の自分は「あれもやりたい!これもやりたい!」という状態、良く言えば向上心に溢れていてやればやるほど儲かると信じて疑わない精神状態だったと思います。

投資を10年やってみて思うことは「自分が続けられるものをやる」ということでしょう、これに尽きる。

諦めたらそこで試合終了とはよく言ったもので止めた瞬間からお金が増えていく可能性がゼロになってしまう(当然減る可能性もゼロにはなりますが)。

投資の大原則は勝率が51%以上のものを継続することによって自己資産を増やすという作業だと私は考えています。

大数の法則で長く続けることで最終的には元々持っていたお金よりも増えている将来を描くのが資産運用における考え方の大原則。

長く続けるには自分自身に負荷がかからないようなやり方で運用するのがベスト。

極論、トラリピは設定さえしてしまえば後は勝手に売買やってくれるので運用していることを忘れるぐらいの放ったらかし(本当に忘れちゃダメだけど)で運用できるぐらいの設定でやるのが望ましいというのがトラリピ再設定する人の意見。

トラリピは思考停止が望ましい

トラリピを再び始めるにあたって私が思うのはトラリピを運用するのであれば自分の考えの余地を挟まないようにすること。

歴史的な安値や高値を調べてその価格になってもロスカットしないぐらいの資金管理をすればほぼ思考停止でほぼ大丈夫なわけです(100%大丈夫かと言われると今後の相場は勿論誰にも分からないですが)。

今振り返ると失敗だったなと思うところは最初は利益確定するのが楽しみでしょっちゅう口座を開いて確認していました。

始めた頃はトラリピというシステムがどういった感じで利益が積みあがるか?のイメージを掴むことは必要なので口座確認良いと思いますが2~3ヶ月もすれば大体イメージ掴めるはず。

利益の積みあがるイメージを掴んだのであればもう口座確認の頻度は落として放置するメンタルの境地になるべき(なかなか難しいですがね)。

FXの短期トレードならこまめに口座を確認するのも悪いことではないですがトラリピや他の自動売買系ツールを運用するうえではご法度と定義してもいいぐらいでしょう。

相場は自分の力で動かせないのでこまめに相場を確認したところで目の前の現実(為替レート)は動かない。

なら設定だけして放置しておけばええやん?というのが長く相場に触れてきて思うところ。

実際にトラリピ口座は2週間に1回ぐらいしかログインしていません、そんなんでも勝手に利益積みあがっているわけですから。

まとめ

トラリピの運用を再開するうえで思うところは以下の2点に集約されます。
①資金管理だけキチンとしたら放置し口座はあまり見ない。
※設定した値幅ぐらいは覚えておく⇒レンジから外れた場合の対処が必要だから。
②なるべく長い期間運用を続ける。

 

 

 

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