自分が世間で『おじさん』と呼ばれる年齢になると自然と将来のこと、具体的に言うと老後のことを考えるように。
しかも子供の頃には「なんとなく30歳ぐらいで結婚して子供を育てて~・・・」のようなことを漠然と考えていたものの実際は40歳過ぎても独身だとは思いもよらなかったわけで。
とはいえ独身の自分が凄いみじめだとか悲惨だとか思わないし、ましてや不幸でたまらないということもない。
ぶちあがるような幸福度はないけれど案外、毎日楽しく暮らせてしまっているのです。
その『なんとなくの幸せ』を担保している構成要素で何が大事・必要なのかを自分なりに綴ってみて今後の自分が不安なとき・迷いそうなときに精神的な支えにしようと思っていたりするのです。
友人
人生において王道な必要な要件といえる【友人】、家族と置き換えても自分は良いんじゃあないかと思っていたりする。
要は話せる相手という意味合い、中長期的には親がいなくなると一人になるから。
よく聞く台詞で「人は一人では生きられない」なんて言葉があるけれども100%同意はしないが、そうだなと思うところもあり。
自分ひとりだけだと得る情報が限定的になりがちで特にネットの普及でエコーチェンバー(SNSなどのコミュニティで自分の意見や思想を肯定されることで自分の考えが正解だと思う現象)的な現象で承認欲求を満たす事ができるかもしれないけど世の中の正解や解釈は人それぞれである事の方が圧倒的に多い。
他人と話すことで自分にない意見なんか聞くと刺激を受けることもあるし不満に思うこともあるけど、それで自分の感情がツンツン刺激されるのは脳科学的にも良い作用があるという。
一番良いのは家族なんだろうな~と思ったりするものの婚活疲れで結婚難しいと判断した人間としては関りあいのある友人関係は大事。
おじさんになると会うのは年に1回のヤツもいるけど、ふらっと連絡して飯でも一緒に食べる程度の仲で良いと思うんだよなあ、何気にそれがラクで良い。
友人はたくさんいなくてよいと思うけど現在の人間関係で「コイツとは長く付き合えそうだな」という人とはなんとなく連絡とれる関係にしておくのがベター。
一方で人間関係うっとうしいから友人要らない、と思える人はそれはそれでOKだと思う。
自分はそこまで強くないので『友人が居る』という選択肢が欲しいだけ。
お金
生きて行くための根幹である【お金】はやはりマスト。
プロの独身者としては家族がいないとお金こそが自分を最も支えてくれる基盤になるからね・・・言ってて寂しくなるけども(笑)。
お金があれば自分が動けなくなっても何とかなる可能性が上がる、と考えてお金は大事だと強く思っている人です、わたし。
ある程度豊かな人生はある程度可能性や選択肢が必要だと思っていてお金がその可能性を多少広げてくれるので、そういった意味でもお金は大事(お金があれば少し良いモノを食べる事ができたり…という文脈)。
マネーリテラシーを磨くのは若ければ若いほど有利だけれど、おじさんになってからでも遅くはない。
投資なんかは思い立って自分が納得すれば始めれば良いし、無駄な出費を抑えるために家計簿付けるなんか今からでもできるわけで。
投資は自己責任だけど投資した方がお金が増える確率は高いから個人的には絶対やった方が良いと思ってるけど自分で考えられない人は多めに預金すれば良いんじゃあないかなとも思う、そこは自分に合ったやり方で。
自分が独身で老後を迎えた場合に安心・安全の担保になり得るのは悲しいかな【お金】なので様々な方法でお金を増やしていきたいと常々考える日々。
老後2,000万円問題もあり(私見ですが老後に必要な金額は『人による』と思っているけどお金はあればあるほど良い派)お金はあるに越した事はない。
個人的に行っているのは「つみたてNISA」「iDeCo」でインデックスファンドを毎月積み立て購入。
あと最近では副業なんかが良いと言われるけど実際にはなかなか難しいな~と感じてしまう、ランサーズ(副業サイト)登録したけど出来そうな仕事がよくわっかんねえ!と思ったし。
現状の仕事のスキルが使える副業、もしくはネットで出来る仕事なんかが隙間時間を使えるという意味合いで相性が良いと思う。
ただ自分に合っているか否かはやってみないと分からんので、とりあえずやってみてダメそうだったらすぐ止めれば良い。
初期投資は勉強代と思える気持ちでやってみれば良し。
お金を増やす方法は ①収入を増やす②投資で増やす③節約で増やす なのでどれか一つでも実行すれば良いと思う。
健康
上記の【お金】にリンクする部分の【健康】。
健康を損なうとお金が無くなる可能性が高いので自分の中での優先度は高め、あと陰キャの性格もあり風邪ひくだけで気持ちがとても盛り下がるので、そういった側面からも自分にとって健康でいることは重要。
で、その健康を担保するのに何をするかというと皆が嫌がる運動であったり食事の制限。
結局、人間は食べたもので構成されて動いた結果が体型に反映されちゃう。
シンプルにこれに尽きる、と歳を経るごとに思う。
なのでバランスの良い食事と適度な運動を心掛けなきゃいけないんですよね、大変だけど。
一人でできる趣味
【友人】関係もおじさんが生きていくうえで大事に思っている一方で、おじさんになると友人は結婚して子供がいるという環境におかれがち。
となると【一人でできる趣味】があると幸福度が相対的に上がると考えるのが論理的な結論、自分的には。
だらだらテレビ見て時間が過ぎていくよりは何かしら自分の好きなもので時間が過ぎた方が幸福度は高い。
で、その好きなものは人に迷惑かけなければ何でも良いと思う。
アニメ観るでも旅行でも食べ歩きでも推しの応援でも。
「趣味がない」と嘆いている人はあくまで個人的な意見だけど文句言いがちで自分でやろうとしない人が多い傾向にあるなと。
とりあえず色々試してみればいいじゃん?趣味がなくても俺は幸福だ!と思えるならそれはそれで良い。
ペット
現在は母親と同居しており母が動物嫌いという事で飼えていないけれども将来、一人になったら間違いなく猫飼うでしょう。
猫飼いに今すぐなりたいぐらい、猫飼いに俺はなる。
私見だけどペット=自分の子供みたいな感覚だと思うのですよね、自分の子供いないから同一に比べるのが感覚的に難しいけど。
で、ペットはそれなりに面倒を見てあげないといけないわけです。
人間の幸福を感じる感覚で誰かのためにしてあげることで幸福を感じる神経があるのでペットの面倒をみることも同様な幸福度を得る事ができると考えています。
当然飼う事で責任が生じる、一方でペットのために色々してあげることで一人でいることの時々の寂しさを埋めることができるんじゃあないかなと妄想中。
まとめ
『心配事の9割は起こらない』という本を読んだ時に「あぁ~たしかにそうだな」と思いました。