個人の価値基準によるので独身で楽しければ良いと思います。
40歳過ぎで独身でいること
2019年の国税調査の結果を見ると40~44歳のグループの未婚率が24.6%、45~49歳のグループの未婚率が21.0%。
男性の場合、40~44歳のグループが29.3%で45~49歳のグループが25.2%。
女性の場合、40~44歳のグループが19.1%で45~49歳のグループが15.3%。
女性の方が早めに結婚を意識する傾向が強いというのが統計データから読みとれますね。
全体観として4人に1人が未婚の時代になっていると考えられるので独身でいることがレアケースという時代ではなくなっている、そういった意味で独身の人への風当たりは一昔前に比べると大分柔らいでいるといえます。
それでも親戚縁者が集まると「まだ結婚しないのか」と言われるのは独身の人あるあるで誰もが体験しているでしょうね(笑)、アレはホントうんざり。
データから読み解けること
前述の未婚率のデータを見て分かるように男性の40歳前半グループの未婚率が29.3%で後半グループが25.2%。
ということは40代男性が結婚する確率は差し引きで4.1%しかないということ、100人中4人・10人に1人もいないということ…現実は厳しい( ;∀;)
もちろん年収が高い・低い、容姿に気を遣っている・遣っていない等の複合的要素があるので個々人の要素が大きいといえます、年齢を重ねるごとにその傾向を強くなるはず。
とはいえ現実はどうか?
私は20代前半の頃から明確に結婚願望があり、しかも結構強い方。
毎回付き合う女性とは結婚する気概で(今思うと重い男だな…)お付き合いしていましたが、やはり結婚というのはタイミングが重要でうまく嚙み合わずに独身というレールに乗る結果に。
37~39歳ぐらいの30代後半に自分には向いてないな~と思いつつも出会いのきっかけを増やすべくお見合いパーティ的なものに毎週ガンガン参加、おそらく2年間で5~60万ぐらい使ったと思いますが結果出ず。
やはり年齢が30代後半というだけで不利なのは明確に感じる、女性の多くは自分の年齢プラスマイナス2~3歳差が良いという方がほとんど。
なので男性が30代後半になって婚活をしてもかなり不利な感じは否めないので結婚したいなら早めに仕掛けるべき。
お見合いなども何回かしましたが上手くいかなかったですね~理由は後述。
登録制の婚活所
半年ぐらいでしたがお試し料金で格安なお見合いシステムのような登録制のところで婚活した経験もあります。
そこはマッチングアプリに近いシステムではありますがガチ目の登録所、結論としてはガチ目のせいか登録人数が少なめで且つ私は福井県という地方なもので一層登録者数が少ないためお見合いまでいけない、隣県の人と一度会いましたがなんせ遠すぎて(距離180㎏ぐらい、車で高速乗って2時間)気持ちが盛り上がらないという…会うまでハードル高すぎて半年で断念。
ただ仲人さん的な人が仲介役で世話を焼いてくれたりアドバイスしてくれたりするので人見知りな人や恋愛が苦手な人には向いていると思いました。
仲人さんから聞いたお話
上記の登録所の仲人さんに気に入って頂いて色々お話を聴く機会がありました。
その中でやはり結婚できる人とできない人の傾向が明確に感じるそうで納得できる部分も多かった。
以下が仲人さんの感じる男性の結婚できない3パターン。
女性で結婚できない人の多くは仲人さん曰く、『要求が高すぎる』コレに尽きるそう。
年収が800万円以上が良いとか身長が180㎝以上が良いとか顔面偏差値は高い方が良いとか年齢は近い方が良いとか。
その仲人さんは私に対してはあけすけに(逆に言うと辛口な本音)教えてくれたのですが「登録所に来る女性は一般市場で負けたからココに登録してるわけだからハードルを下げなきゃダメなのに全然下げない、自分の価値が高いと思っている!」という愚痴を仰っていました…リアルだわ…( ゚Д゚)俺に言われてもなぁ…とも思いましたけど(笑)。
一方でちゃんと現実を見据えて婚活に挑んでいる女性はどんどん成婚して抜けていくそう。
仲人さんの立場としてはお見合いを組んであげたいのに諸条件が高すぎて全然お見合いが成立しないというのが悩みの種。
仲人さんは女性に対して「2~3歳差じゃなく一回り上の男性まで広げて検索して!」や「年収の希望は下げて!」というアドバイスすることが圧倒的に多いそう。
世の中の求める「普通の男」は案外普通じゃないという現実の証左なのでしょうか。
定期的にネットで話題になる「普通の男」問題というのがあります。「普通の男」とは、婚活女子の結婚相手の条件としてよく使われ…
逆に男性には「洋服はユニクロでいいから買いなおしてきて!」や「背筋を伸ばしてシャンとする!」などの外見的なアドバイスをすることが傾向として多いそう。
婚活で学んだこと
私が婚活で学んだことは「結婚願望がしっかり有って結婚できていない人は求める要求が高い」ということ。
自分の周りの結婚していない人を見てもそういった傾向は強い、こだわりが強いとやはり難しい。
当り前っちゃあ当たり前ですがアレコレ相手に求めすぎるから結婚できていない、結婚している人はある程度のところで落しどころを作って結婚しているというのが現実、自分で書いていて耳が痛いが。
自分も面食いなところがあるから結婚できないのだろうなと自認しているので、もうしょうがないかなと思っていますけど(笑)。
年齢を重ねると価値観も若い時から変化もしていますし好き嫌いの価値基準も増えてきます、となると相対的に結婚の価値・優先順位が若い頃と比べると減っていくのも仕方がない。
それが40代の結婚率が鈍化する理由のひとつかもしれませんね。
結婚しないのもアリという世界線
一生独身で過ごすというのは寂しくもあるかもしれませんが、反面気楽に過ごせるともいえる。
誰もが経験すると思いますが、彼氏・彼女がいて家に来た時の素行でどうにも「この行動は許しがたい」と思うことがあると思います。
私の例で言うと当時の彼女が『ベッドの上でポテトチップスを食べる』行為がどうにも我慢ならなかったのですよね(笑)、独身であるとこういった料理する・しない、掃除する・しない等の選択肢がそもそもなくなるので揉めること自体がありませんよね。
毎日繰り返し起こる事象ですから価値観が違うと衝突する頻度も増えるわけですし(そんな価値観の人とそもそも結婚するなよ、というツッコミはあるでしょうが)。
結婚生活の日々の生活でそういった心理ストレスを抱えるとずっと続くわけで時間をお金に換算するとすごい額になりそう、なんて自分は思っちゃうのですよね。
気兼ねがない相手であれば共同生活というのは楽しい!という人も実際私の周りにいるので勿論人それぞれ。
ただ思考停止でとりあえず結婚して、その後ずっと伴侶の愚痴を言う生活だったら全く建設的といえないなというのが持論、現代は選択肢が昔よりは増えているので
悲しいかな、頼るのはお金か
現状の世間の雰囲気として独身でいるのは以前よりは市民権を得ているのは間違いない。
一方でひとりで生きていくには備えは必要、端的に言うとお金。
逆説的な考え方でお金を貯めて自己防衛が可能な生活にすれば一定の安心感がある生活を送れると私は考えています。
なので投資に興味を持って自己資産を増やそうという努力を絶え間なく行っているのが30代からの私の考え方。
アラフォー独身男子は何に投資しているの? 投資信託(インデックスファンド)をメインで資産形成。併せてアメリカ市場のETF・日本の商社株・FX自動売買・ビットコイン。資産運用の柱に据えているインデ[…]
あとなるべく人に迷惑をかけないように健康に気を遣えばお金の消費も防げる確率は高まるなということで自分の健康にもかなり気を遣っています。
日本人はバブル崩壊後、慢性的なデフレ経済で節約するのが当たり前という価値観が植え付けられているように感じます。収入に対しての持っていかれる税金の額や社会保険料の金額も増加傾向にあり使えるお金=可処分所得が減少傾向。そういった[…]
私が考える将来の課題
仕事をしている間は人との関りも強制的に発生するので問題ないですが仕事を定年になった後は自分から積極的に動かないと人との関りを持てない。
この環境下になると孤独感をめちゃくちゃ感じる可能性が高い、ので友人関係などの人との繋がりは大事にしておくべきだろうなと想像。
ペットを飼うなどすれば寂しさ紛らわせるだろうし工夫のしようはあるかな、「40代でそんな先のこと考えんじゃねーよ!」というツッコミもあるでしょうけど(笑)、なんせ心配性な陰キャなもので…。
まとめ
孤独感を味わうと人間は一気に辛くなり老け込むのも早くなるので人間関係は心地よい相手だけでいいので残しておくべき。
※決して独身を勧めているわけではない、結婚できる人は子供も作って素敵な家族を作るべきとは思います。