全世界株式系の投資信託を長期に渡って買い続ければ大きく増える可能性は高い。
これも「出来ない」「やりたくない」のであれば大きく資産を増やすのは難しいといえます。
あとお金を好きになりましょう。
お金は誰だって欲しいもの(少なくとも私はそう思っています)ですが貯まらないと嘆いている…という方がほとんどかもしれませんね。
私の周りの人もほとんどの人が明確に口にはしませんが漠然と欲しいと思っているのを日々感じます。
その一方でお金を貯められないという人は私個人的な考えでいえば甘えと目先の欲求のコントロールが出来ない人だといえます。
少し考え方を変えるだけでお金は時間はかかりますが次第に少しづつ増えていくのは間違いないです。
お金に向き合う姿勢が曖昧模糊
私が思うお金が貯まらない人全般に言える事は「お金が好きじゃないから」だと思っています。
シンプルに自分の持っているお金を増やしたいと思えばお金について調べたり、今自分の入っている保険の内容を見直したり、家計簿を付けようと考えたりとやる事がたくさんある事が分かります。
「お金大好き!」という人は大概こういった事を習慣的にやっています…やってるよね?俺だけじゃないよね…?(小声)
自分の好きなアニメがあれば「原作今どこまで進んでるのかな?」や「声優さん誰かな?」とか調べると思います(個人差があります)。
推しのアイドル等がいる人であれば推しのパーソナルな情報を調べたりするでしょう(法律の範囲内でお願いします)。
好きな人ができれば好きな人について知りたいと思うのは必然(相手に迷惑がかからない範囲で)。
お金の流れを把握していない人というのが案外存在していて、有る分全部使っちゃうという人は大抵このタイプでしょう。
会社の同僚と話していても「推しのグッズ買わなきゃ~」とか「新しいiPhoneが出たから欲しくて~」等とのたまっていて「お金全然貯まらないんですよ~不思議となくなるんですよ~てへぺろ(・ω<)」と言われるのですが私からすると「そりゃそうなるわな(‘_’)…」という至極まっとうな感想を思わざるを得ない。
一方でお金を使うという行為は誰かの収入になるので使わない事がベストという訳では勿論ないです。
推しのグッズを買う事により自分がハッピーになれるのであれば間違った使い方ではないと思っています。
持論ですが人間は幸福感を感じる為に生きている生物だと私は考えているので。
私はお金をいかに効率良く増やしていく…という事に楽しさや幸福感を感じているだけなのでココは単純に価値観の違い。人への非難ではありません、あしからず。
収入の10%を毎月貯金or積立投資へ
お金を持っている分、全部使っちゃうという人は強制的に取り上げられる仕組みを自分で作ってしまえば良いだけの事。
定番フレーズではありますが収入の10%を強制的に定期預金などで使えないようにしてしまうという手法。
一方で今のご時世としては預金しても預金利率が地獄のように低いので定期預金として銀行に預けるという選択肢は微妙過ぎるというのが自分の考え。
そういった意味では10%を預金ではなく積立投資の方にシフトするのが今の時代に合っているのかなというのが現状での私の最適解。
積立投資も強制的に取り上げられる(言い方悪いですが…(笑))ようになるので必然と証券口座にお金が貯まっていきます。
ネット証券であればインターネット回線に繋げば現在の積立額(言い換えると貯金額)も一目瞭然なのでオススメです。
漠然としてお金がなくなる人はお金の額や動きが可視化・見える化されていないので使ってしまうというケースがほとんどだと思うのでお金の動きを見える化するか一定額を強制的に使えなくしてしまうのが良い選択だといえます。
貯めたお金を投資で使う
現代の日本ならびに世界的に投資する人としない人ではどんどん格差が広がってしまうという流れは加速するのは間違いないでしょう。
マネーおよび情報リテラシーを持っている人と持っていない人では加速度的に貧富の差が激しくなっているのでベーシックインカムという話題が昨今ちらほら見かけるのはそういった要因も無関係ではないでしょう。
その大きな流れを汲んで考えると「投資をする・しない」の選択次第で将来的な所持金に大きな差が出やすくなるのは必然。
知識がない、もしくは知識があっても行動できない人はどんどん相対的に貧しくなってしまう負のスパイラルに陥りやすい世の中になっていくのは残念ながら止めようのない流れです。
世界は残酷だ…。
こういった世間の流れを無視して「宝くじ当たらないかなあ」や「お金持ちはどうせ悪い事してる」などと文句を言うのは大局的な目線で大間違い。
お金持ちの大多数は自分で勉強して行動したうえでお金持ちになっています。
そういった努力して成果を出た人を疎んじるのは個人的な考えですが人としてどうかと思うし、単に貧乏人のやっかみにしか聞こえません。
努力の成果を否定するのは相手がどんな人であっても良い事だと自分は思えない、逆にその部分に関しては敬意を払うべき。
何に投資すれば?⇒とりあえず全世界株式を買え。話はそれからだ。
とはいえど投資した事が無い人がいざ投資をしよう!となると最初は訳分からない世界だと思うでしょう、誰だってそう。
投資の勉強はしたくないけど将来の不安からお金はある程度作りたいと思っている人が世間の大多数だと思います。
大人になって勉強なんてしたくねえ!っていう人もいるでしょうしね(個人的感想ですがお金の勉強は楽しいよ)。
そういう人におすすめなのは全世界の株式をまとめて買う投資信託を毎月購入して20年以上継続するというもの。
※投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります、ここでいう投資信託はインデックスファンド前提での話。
金額は自分の生活に無理にならない範囲でなるべく最大額を毎月購入に充てて設定すればあと自動でやってくれるので数か月もすれば投資している感覚もなくなると思います。
投資信託という言葉はよく聞くけど分かっていない人も案外いると思いますが、ざっくり言うと詰め合わせパックでその詰め合わせパックに投資家がお金を預け、預かった運用会社が運用してくれるというもの。
全世界株式の投資信託であれば日本株やアメリカ株やヨーロッパ株、新興国の株をまとめてくれている詰め合わせパックという事です。
で、ベンチマークという目標数値が設定されていて(この商品は+2.5%の利回りを狙います、みたいな感じ)、運用者が目標に向けて勝手に運用してくれるというもの。
それを毎月同じ額だけ買っていけば勝手にドルコスト平均法で積みあがっていくので誰でも簡単に運用可能。
ドルコスト平均法って?メリット・デメリットは?役に立つの? 投資信託などの金融商品を【定期的】に【定額】購入していく手法。購入のタイミングを計る必要もなく手間もかからない。長い時間をかけての資産形成[…]
※分配金を再投資に設定すると貰った分配金で更に投資信託を買ってくれるので誰でも自動的に複利運用をして自身のお金が増えやすくなります。
複利運用とは?どうすれば複利運用できる?どの投資と相性がいい? 複利=「投資元本+利息に利息が付く」単利=「投資元本にのみ利息が付く」小さな違いのようで長期での運用では大きな差が出る。今だとインデッ[…]
なぜ株式の投資信託が良いのか
歴史的に検証すると株式はずっと右肩上がりで上昇しているから。
右肩上がりの金融商品を毎月定期的に購入していけば将来に価値が膨らんでいるはずだから自分の資産が増えている可能性が高い。
お金が増える可能性が株式が一番高いので株式の投資信託が最適と考える理由。
全世界の株式が良いのは先進国と新興国の経済発展をまとめて享受できるから。
歴史的に検証するとアメリカの株価の上昇が半端ないのでアメリカ一本でも個人的には全然良いとは思いますが初心者が投資するのであれば広い分野をカバーしている全世界株式の投資信託が良いでしょう、先の事は誰にも分からないし新興国経済が大きく発展する可能性もゼロではないですからね。
全世界株式系の投資信託の中身を見てみると案外アメリカ株の比率が6割ぐらいのものも多いので、なんやかんやでアメリカの成長の恩恵を受ける事ができますからね。
ちなみに私はeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を毎月20,000円づつ購入。
手数料も0.1144%とかなり安い水準。

投資したいけど、なんだか難しい。勉強はしたくないけどどうすればいい? 証券口座を開設を開設して全世界株式に分散投資しているインデックスファンドを購入して20年以上積み立てすればOK。全然難しくない。[…]
長い期間投資しよう
投資のプロは短期間で大きな利益を上げる事ができるでしょうが素人は絶対無理です。
短期間で利益を上げようとすると大きく損失を出す可能性の方が圧倒的に高いし、短期間でお金を増やそうとして失敗して市場から退場する人は随時発生しています。
素人は短時間でお金持ちになるという発想は捨てて時間をかけてお金持ちになるという考えにすれば良いです。
※お金持ちの定義は人によってバラバラ。私は仕事の定年時に5千万円あれば良いという考え。
20年以上積立投資をすれば歴史的検証としてはマイナスにはならないです。
資本主義経済が中心である以上は高い確率でこの傾向は続くでしょう。
20年以上投資すると2~8%、中央値だと4~6%程度に収れんする。 ※引用先:金融庁
20代でつみたてNISAやiDeCoを始める事ができればめちゃくちゃ有利になると思うので今の若い人たちも知識さえあれば日本のバブル世代の人たちを凌駕する豊かな生活ができる可能性もあるように思います。
iDeCoってどういう制度?やった方がいいのか? iDeCo=自分で積み立てたお金で運用して年金として充てる制度。自分がもらえる年金に不安がある人はやるべき。 iDeCoって何?[…]
つみたてNISAのメリット・デメリットは?どこの証券会社を使えば良いの?何の銘柄が選べば良いの? つみたてNISAは将来への自分の資産形成に有利な制度。デメリットは私個人は【特になし】と感じる。[…]
慣れてきたり物足りなくなってきたら金額変更や銘柄を追加して運用額を増やせば長期的には最終的に貯まるお金の額も増えるので気持ちの余裕次第でそこは柔軟に対応すれば良し。
ただし銘柄を変更してしまうと複利効果が薄れるので決定した銘柄をみだりに変更するのはオススメしません。
うまい儲け話などはない
ネットを検索すれば副業や投資、他色々の情報は数多にある訳で自分が選んで実行すれば様々なアプローチで何かしらのお金を稼げる策を講じる事ができる昨今。
ただ気をつけないといけないのは情報の取捨選択をしないと詐欺情報とはいえないけど根拠のあやふやな商材を買ってしまったり再現性の薄いものにお金を使いかねないです。
楽にお金を稼げる方法は絶対にないです。
楽に稼いでるように見える人もその仕組みを作り上げるのに苦労しています。
仕組みを作り上げる時には勉強して知識を付けてリスクを取って行動しています。
その苦労の上に価値が乗っかっている訳なので基本的に「〇〇するだけで月100万円」というのは本来あり得ないです。
考え方を変えて楽してお金を稼ぐというマインドは捨て去った方が将来の自分のためになるはずですよ。
以上の事を実行する意思は必要
とはいえ実行する自分で決めて実行しないと目の前の状況は変わりません。
上述の「楽して稼ぐ方法はない」というところにも関係しますが何もしなかったら見返りは発生しない訳です。
前述の流れを要約すると以下のとおり。
まったく難しい事ではないのでコレをやるのも面倒くさいという人は将来的に資産を増やすというのは難しいと思えます。
なんとなく株を買うのは嫌だ、投資するの嫌だ、という人はそれはそれで良いと思うのですが昨今の状況を見ると簡単に収入を上げるというのはサラリーマンであれば難しいので副業に取り組むという姿勢も必要といえます。
社会人でも副業がしたい!どれが現実的? 始めやすく続けやすいのは投資関連。ネット上から手軽に始められるものは沢山あるけどどれも継続的な努力は必要ですね。投資+「何か」を並行して進めるのが現実路線。[…]
証券口座は使わなくても作っておくのは良い
投資信託を購入するのに最寄りの金融機関でも良いのですが地銀などでは手数料の高い商品を売りつけられる恐れがあるのでネット証券を使うのがもはや常道。
SBI証券や楽天証券やマネックス証券など有名どころであれば正直、どこでも良いと思います。
使ってみて自分が使いやすいところで決めて良いと思います。
多少の扱い銘柄が違ったりはしますが初心者の人が全世界株式系の投資信託を買うというだけであればどこでも良いです。
「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」や「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」や「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」など全世界系ほにゃらら~という商品はたくさんあるので好みで良い…けど手数料を安いモノを選びましょう。
その辺りを買っていけばどれでもそれなりに良い成績にはなるでしょう。
私は楽天証券で運用しています(画面が分かりやすい事と楽天経済圏で生きているという理由から)。
まとめ
全世界株式系の投資信託(インデックス投資)を毎月・定額・継続して長期運用すれば将来(20年以上先の未来)にはある程度まとまった資産を作れる可能性が高い。
やる事も証券口座開設⇒全世界株式の投資信託を買付設定⇒気絶でOK。