才能なんかある訳ない。
世間が言うほど「天才」はいない。
上手くいくまで努力や試行錯誤を続けただけ人がスゴイという事。
作業をルーティン化して成功するまで続けよう。
「天才」と呼ばれるひとたち
スポーツ・音楽・トレーダー・ミュージシャン・将棋界、どの分野においても「天才」や「才能がある」と呼ばれる人がいます。
ネットやSNSの普及・一般化により「天才」という言葉が気軽に使われるようになって使用するのにハードルが物凄く下がっている印象。
ネットが一般化する事でそういった才能のある人が取り上げられやすくなった側面も多少はあると思いますが世間の「天才」と呼ばれる人は間違いなく普通の人よりも多くの作業をこなして自己研鑽をしています。
一般人が努力と思っている事が天才の人からするともはや努力ですらなく日々のルーティンワーク。
私たちが顔を洗う・歯を磨くぐらいの感覚でおそらく行っている人たちです。
もちろんスポーツ選手であれば個人差で身体的優位性はあるでしょう。
一方で過去にオリンピックのメダリストぐらいのフィジカルを持った人はそれなりに居たと思います。
ただその人が自分のフィジカルの優位性を理解して努力出来るかどうかは別問題。
結果を出した人は自分自身の優位性を理解したうえでプラスアルファの努力と自己研鑽によって世間に知られるような結果が出ている訳です。
ココは私見ですが「天才」と呼ばれる人は自分の好きな事・有利な事を理解したうえで努力の継続により形に出来る人々と考えています。
ある程度、要領良くやれる人というのは私の周りにも何人かいますが物事に打ち込んで積み重ねを継続出来るかどうかはまた別の能力や別の考え方になるので、これを組み合わせて相乗効果を高める事が出来る人が「天才」と呼ばれる人に近づくのでしょう。
逆説的な言い方をすると「天才」と称される人たちはスポーツや芸能などの該当する対象に対して努力をする事が苦にならない人なのではないか?と個人的には考えます。
一般人が努力・大変だと思う事を自然とやれてしまう、それが「天才」と呼ばれる所以…なのでしょう。
普通の人が成果を出すには
それでは一般ピープルが仕事や副業で成果を出すにはどうするかと考えると試行錯誤して努力するというのが端的な答え。
つまらない答えですね(笑)。
楽して成果を出したいとは誰しもが思いますが、それでは成果を出す根拠が薄弱なのでそもそも無理(100%無理とは言わないがゼロに近いでしょう)。
普通の人が例えばスポーツ選手や将棋の藤井八段のようになるのは可能性で言えば1%さえ大きく切るでしょう。
一方で仕事や副業であれば普通の人のフィールドともいえます。
そこで自分の優位性を確立すれば一定の成果や成功を獲得するのは可能。
実際に絶対数でいえば圧倒的に【仕事や副業で成功している人 > 芸能やスポーツで成功している人】な訳です。
で、あればそういった普通人の絶対数が多い有利なフィールドで闘った方が自分の今後の生活が豊かになる気がしますよね。
結果が出る・出ないの原因は何?
よく言われる「結果が出る・成果が出る」というのはどういった状態で達成されるものか?
端的に言うと【結果が出るまで努力を継続したから】だという事でしょう。
その「結果が出る・成果が出る」到達点が人によって50だったり100だったり1,000だったりするというもの。
そしての到達点までその人が継続して努力してたどり着いたご褒美みたいなものと私は認識しています。
私のイメージですがゲームのパラメーターみたいなものが人間ひとりひとりに割り当てられていて到達点のポイントが項目ごとに設定されている感じ。
なんとなく上図のイメージで「プロ野球選手」や「サッカー選手」であれば90ポイントまで努力して貯めないと成れないけど「サラリーマン」であれば15ポイントでいける…みたいな感じ(あくまでイメージ、数字も適当でサラリーマンがちょろいという意味ではない)。
これが年齢を重ねる事で数値が上がったり下がったり変動する感じ。
ここまでをまとめると「結果が出る・成果が出る」人は継続的な作業や思考の積み重ね、努力の継続を結果・成果が出るまで貫いた人という事。
何事も継続できるコツはある? 目標を上げ過ぎずにハードルは低めに設定。人間は本能的に変化を嫌うので低めのハードル飛び越え続けて脳を慣らして習慣化。 継続は力なり…というもののそ[…]
成功の要因は「ただ続ける事」
なかなか世知辛い事を言ってしまうと単純に努力し続けたので「結果が出た・成果が出た」という事になる訳です。
そう結論付けると「継続できる人になる」というスキルを身に付ける事が一番成功しやすい体質になるという事だといえます。
一方で継続するには継続するための目標・ゴールは必要。
副業や仕事を効率良くこなすにはどうすればいいか? 最終的な目的をキチっと明確にして道程を順序付け。自ずと最適解に近いやり方・アイデアが浮かぶので微調整しながら進める。私は現在副業の勉強をしており[…]
ターゲットを明確にしないと過程を決める事が出来ませんからね。
引退されましたがメジャーリーガーのイチロー選手や将棋の藤井聡太氏はおそらくですが生活のすべてが野球や将棋に活きるように動いているのだと思います。
普段の生活の所作ひとつひとつが自分が行っている競技等に反映さえるように、最大のパフォーマンスを出せるために無意識に近い感覚で行っているのではないか?と考える事がよくあります。
そう考えるといわゆる一般的に努力と呼ばれるものを普通の生活、趣味みたいな感じでやれてしまうと自然と継続出来るようになるので最強。
この状態に近いところまで持っていければ自身の今後のライフサイクルも効率的になるかもしれません。
副業で成功するにはとにかく継続といえる
副業なんかは最初は誰もが一律で知識ゼロからのスタート。
要領の良い・悪いはあるにせよ勉強・努力の継続を如何に出来るか?が成功する・しないの分かれ道。
で、最初は本当にやる事がわからないし自分が未経験なところに入り込んでいくので結構しんどいです。
作業を積み上げても積み上げても、それが正解かどうかが分からない。
多くの人が最初に止めてしまう最大の理由はココにあります。
目標があっても成果が出るか分からない、この努力の方向性が合っているかどうか分からないという状態で継続しなければならない。
これがメンタルに効くんですよね(笑)、五里霧中・暗中模索のなかで努力をするというのはかなり難しい。
止めても仕方がないな、と思ってしまうぐらいに。
上図が成功曲線ですが実作業の積み上げ量は正比例的に上がるのですが成功曲線自体は最初が超低空飛行を続ける感じ。
これがどこかで一気にブレイクスルーするという形。
この成功曲線はたとえば投資のトレーダーなんかも同様で最初は含み損⇒損切りの繰り返しですが、ある瞬間から毎月利益が残るようになるそう。
どの副業のジャンルを選んだとしても成功や一定の成果を上げるまではやはり時間がかかるのは間違いない。
その認識をしっかり持つ事で多少は継続できる原動力になるのではないかと考えます。
よく考えてみるとサラリーマンでも最初は仕事が出来なくて知識が身に付いてバリバリ仕事が出来るようになるのは30~40代。
と考えるとリアル世界も20代は下地を形成して30代からグワーッと伸びるような感じだと考えると同じようなモノかも?ですね(もちろん人によりますが)。
日本人の賃金は以下の記事でも少し触れたように減少傾向。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://around40moneyblog.com/which-business-sideline/ target[…]
少しでも世の中の役に立つ事を意識
副業を継続していくうえで意識しなちゃあいけない事は何かしら世間の役に立つ事をするという意識だと思っています。
会社でも副業でもお金が発生しているという事は「労働やサービスを返す」といった対価があるという事。
【お金を払う⇒サービス等の見返り】の関係が成り立っている訳です。
ものすごく当たり前の事なんですが副業をやっていくうえで上の考え方は意識するのは大事だなと思っています。
会社という組織は当たり前に人の需要に当てはまる活動をしているので普段は当たり前すぎて何も思わないのですが副業だとお金のニーズがどうやって発生するか?を追っていくとココの考え方にぶち当たります。
言い換えると人がお金を払ってもいい=その人の何かしらの役に立つもの、という図式が資本主義においては成り立つ訳です。
その需要を満たす事を念頭に置いて副業に取り組むと結果が出やすいのだろうと考えますし、その考えは本業でも活かせると思います。
とは言え努力の継続は難しい
とは言うものの努力の継続というのは難しいものです。
まして「副業を始めよう!」と思った人は本業があるという事です。
サラリーマンであれば会社にとりあえず行っていれば決まった額が給料日に振り込まれる訳です。
言い方悪いですが目先の仕事をこなしていれば生活できるお金は手に入るので副業をガツンと取り組む動機も感じにくいという人もいると思います。
そうすると強い動機にならないのでなんとなく止めてしまう人も多いでしょうね。
思い立って始めたものを数日で挫折する…というのは人は誰しもが経験しています、経験していない人はいないですよね。
人間はやらない理由は探す名人で「明日からやろう」といってやらないなんて事はざらにありますし。
まとめ
副業で成果を出すのには才能なんて要らない、継続出来ればどこかでブレイクスルーがくる。
成功している人は成功するまで継続した人だといえる。
副業で行う上で意識する事は自分が行っている作業の先に「何かしら、わずかでも人の役に立つ事」がある事。