最終的な目的をキチっと明確にして道程を順序付け。
自ずと最適解に近いやり方・アイデアが浮かぶので微調整しながら進める。
私は現在副業の勉強をしており日々どうしたら上手くいくだろうか?と自問自答の日々を過ごしています。
社会人でも副業がしたい!どれが現実的? 始めやすく続けやすいのは投資関連。ネット上から手軽に始められるものは沢山あるけどどれも継続的な努力は必要ですね。投資+「何か」を並行して進めるのが現実路線。[…]
副業でも仕事でもそうですが目的が明確かどうかで物事の進め方が変わります。
行き着く先がハッキリしている場合とそうでない場合では選択肢の幅やアプローチが当然変わるので目的を明確にしておくのが肝要。
目的をハッキリさせる大事さ
社会人になって仕事をするようになって思う事は案外みんな漫然と業務をこなしているなあという事。
サラリーマンだと目の前の仕事をこなしていればとりあえず給料を振り込まれて生活は維持が出来る訳であんまり考える必要もないから楽ともいえますね。
逆になにも考えないようにして仕事を終わらせた方が楽という事まである。
そうなると向上心を持って仕事に取り組んでいる人とそうでない人で仕事の遂行能力に必然的に差が出ます。
この差が時間によって開いていき評価される人は昇進をして給与も上がっていく(そうでない会社もあるかもしれませんが)のが基本的な世の理。
その出来る・出来ない人の差というのは小さい仕事でも目的をハッキリさせているかどうか?といえます。
目的がハッキリしていると「仕事が出来る」ように
仕事を行う目的がハッキリ理解している人は小さい仕事でも「何のためにやっているか?」を分かっています。
何のためにやっているか?を理解して仕事をしている人はその仕事の前後のバランスも考える事が出来る人。
前後のバランスを考えられる人はある程度、全体の流れを掴んでいる人なので考え方に幅があります。
そういった人は効率良く仕事が片づける事が出来るのでいわゆる「仕事が出来る人」と周りから認知される存在になり得る人です。
周りの人を見渡してみると「仕事が出来る人」はおしなべて視野が広くバランス感覚に優れている人が多いです。
目的が分かると成果が出やすくなる
目的を設定して物事に取り組んでいると物事の要点を掴むのが上手くなります。
成果を出せる人の傾向として難しい物事でも分割して理解する力があります。
パッと見、難しい事でも分解して考えると意外と簡単だったりするものです。
ただ一見して難しそうで嫌だなと拒否感を持ってしまうと思考が停滞してしまいます。
成果が出せる人はそこを上手く乗り切れるので拒否感を感じて逃げてしまう人とでは大きな差が出ます。
そういった事柄を乗り切れると考え方に幅・広がりがより増えるので物事に対してのアプローチする選択肢が増えます。
するとその後も成果が出やすくなり成功体験の回数も増えます。
私は仕事や作業をするうえで心掛けている事は中期的な先の大目的と目先のやる事としての小目的を設定して、切り分ける事で物事の理解を進めるやり方をしています。
目的が明確な人はマンネリを嫌う
たとえばⒶをⒷにする作業をするとして漫然とⒶ⇒Ⓑにしても目的が達成されるとします。
目的が明確な人はⒷに到達するためにⒸという作業を加えた方が良いな、とかⒶ⇒Ⓑじゃあなくて①⇒②といった全く違うアプローチの方が目的がより達成できるのでは?等と考えます。
より改善した行動を自ずと取るような癖が付いている訳です。
考えなくても目的は達成出来るから多少の面倒があっても先人達がずっと行っているやり方に固執する人は周りに案外いたりします。
仕事をその人から引き継いで整理していると「この作業…要るか…?」といった事が結構あります。
仕事はその人のやり方や好みもありますが仕事をするための仕事を作るようでは本来の目的と乖離してしまっているので本末転倒。
やるべき事は思考し続ける
現状維持というのは一番人間にとって楽です。
日本の企業風土のダメなところは現状維持でそこそこイケてしまうというところだと私は考えています。
自分の例ですが大手企業の完全子会社という立ち位置の会社に勤めており社長は親会社からの出向です。
あと4~5年で定年という時間軸で来る人がどういった行動を取るか?というと現状維持を間違いなく選びます。
何も考えなくていいですからね。
「新しい事をやろう!」と言うものの、新しい事を提案すると「前例がないからダメ」という謎理由で却下されたりする訳です(笑)。
仕事をしているふりをして現状維持というのは思考しなくてもよいので楽です。
とはいえビジネスを拡張するのであれば考えてプランを出す必要が絶対不可欠。
そしてプランの実現の現実性や必要なモノや必要な作業を洗い出すというのが大事。
現在、私は副業の勉強していますがコレの繰り返し。
考えて考えて、それを積み上げていく感じ。これが実になるかどうかは暗中模索ですがやらなきゃ成果も出ないと考えて少しづつですが思考⇒作業を繰り返しています。
思考し続けているとその先の新しい考えが思いついたりするものです。
成功している人はおしなべて思考し続けている人だと思っています。
考えが思いつかない時⇒思考の深堀り
「そんなアイデアなんて思いつかない!」という人がいると思います。
私もそう思っていましたが投資や副業を始めると最初はほぼ分からない事だらけ。
その分からない事を調べていくと都度、調べた結果から派生していき興味が深まっていきます。
そうするうちに以前では思いつかないような疑問や思い付きが出来るようになるものです(私はまだまだ全然未熟ですが)。
分からなさすぎると疑問も思いつかないですからね。
ある種、訓練ともいえますね。
思考し続けていると程度の差はあるでしょうが不思議と色々思い付けるようになってくると思います。
私が思うに世の偉人達は閃き力が凄い天才と思われていますが考え抜ける力が他の人よりも強い人達なのかなあ?と考えています。
まあその考え抜ける力が秀でているから天才なんだろ?とも言えますけど。
一方で逆説的に言えば思考が浅いという事はもっと深堀り出来る伸びしろがあるとポジティブに捉えるべき。
あと何においても重要といえるのは継続する事。
もうベタですがなんやかんやで超重要ですね、続けないとそこで試合終了ですからね。
多くの人は成果が出ないから止めてしまうのでしょうが、すぐに結果なんて出ないですしね。
成果が出ないと続けるモチベーションが上がらないから分からなくもない…ですけど。
間違いは認められる気概は超大事
思いついたアイデアや仕事上での閃きでも物事を進めると「あ、コレじゃないな」や「微調整必要やな」等と思う時は当然あります。
そこは素直に引き返して修正。
そしてまた実行するの繰り返し。
ベタですが「PLAN(計画)⇒DO(実行)⇒CHECK(評価)⇒ACTION(改善)」を回せると個人の能力は向上すると思います。
多くの人はCHECK(評価)とACTION(改善)が抜けがち。
またCHECK(評価)ばかり気にする人も多いです。
企業でもよく上記PDCAサイクルが有効といいますが組織では微妙な気がしますね、組織にもよりますが(‘_’)
ただ個人がPDCAサイクルを愚直に実行出来ると何をするにでも効果があると感じます。
仕事でもそうですが例えば趣味でギター始めたとします。
この曲をコピーしよう!と思って曲を決めて(PLAN)実際弾いてみると(DO)最初は上手く弾けない(CHECK)、なので上手く弾けない部分を工夫してみて弾いてみる(ACTION)という感じで思考を繰り広げる事で上達するスピードが間違いなく上がります。
才能がなくてもこれが出来るだけである程度まで何事においても伸びしろは膨らみます。
一番重要なのはCHECK(評価)をする時に客観性のある分析において評価する事、自分の都合の良いようにCHECK(評価)してしまうと本質を見誤ります。
上手くいかない理由を自分以外のせいにしてしまうと改善・改良の部分がなくなってしまうので間違いをあっさり認める力というのは案外大事。
世間の老害と言われる人達は自分で決定した事を間違いと認める事が出来ない人だと私は思っています。
間違った事やもっと効率の良いやり方があるのに愚策に周りの人を巻き込むのは結構罪深いです。
間違いを認めるスキルも効率良く物事を運ぶ大事な要素。
まとめ
目的をハッキリさせて愚直に思考を続ける事で仕事や身の回りの事柄を効率良く出来る。
進めるうえで「PDCAサイクル」の考え方は効果的。
継続してPDCAサイクルを回しつつ思考を深堀りする、の継続が成果を生み出せる基本原理。