お金持ちは知識があって実行している、お金がない人は知識がなく現状維持だから。
今後はもっと明確に貧富の差が激しくなると推測します。
お金がない人は知らない
結論としてお金がない人の多くはお金に関する知識がないからお金がないといえます。
お金についての知識は無いより有った方が良いに決まっていますが目の前の生活を送るのに絶対に知っている必要はないものです。
そしてお金を増やすという知識は基本的に他人は教えてくれないです、自分で取りに行かないと得る事ができません。
お金の知識の方からやってきて助けてくれる…なんて都合の良い話はなく人間はむしろそういった話を人前でしないものです、特に日本人は。
日本人の多くは人前でお金についての話はしない方が良いと思いっている価値観の人が大多数で興味はあるのにそういった話はしないというのが不文律でなんとなくしないという空気感。
そういった空気の中で過ごしているとお金についての知識が自然と身に付くという事はあり得ません。
他の先進国に比べて投資をしている日本人の投資をしている人口が少ない要因はこういった空気感も原因でしょう。
※日本人の預貯金率:51.5% アメリカの預貯金率:13.4%
学校ではお金についての知識はまったく教えてくれないから身に付かなくて当然で必然。
こういった流れを汲んで育つとお金がなんとなく汚いといった価値観になりがち。
日本ではお金を持っている人がなんとなく悪者みたいな意識があります、どうせ悪い事やってるんだろう?的な雰囲気。
アメリカではお金持ちは尊敬の対象で優秀な人間なのだろうと周りから判断される傾向にあります。
日本人はお金の話がなんとなくタブーな雰囲気がある⇒お金の話を普段しない⇒話題にならないから余計に知識が蓄えられない⇒マネーリテラシーが低いままではお金を増やすのは難しい
これがお金がない人の考え方・行動のルーティンといえます。
お金持ちは知っている
一方でお金を持っている人はお金に関する知識が豊富です。
そしてその裏付けされた知識をもって具体的な行動を実行している結果としてお金が増えていくという至って自然な流れ。
私もお金の勉強をし始めてから資産の増加スピードは早くなりました。
2021年になったので自身の資産額の増減を振り返り、反省・自戒を込めての備忘録。直近のポートフォリオは別の記事に。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://around40moneyblog.c[…]
この低金利時代では預金でお金を増やす事は難しい(銀行預金金利:約0.002%なので1億円預けても1年間の利回りが2,000円)ので投資スキルを身に付けるのが学校の勉強かそれ以上に重要といえます。
お金を持っている人は投資の知識や保険の仕組み等、お金についての知識をよく知っており世の中の動きがお金の流れで説明できるという事も知っています。
お金の流れを知っていればどうすればお金が増えるか?orお金が増えやすいか?を考えたり対策する事が出来ます。
お金が貯まる人はお金が趣味な人
お金が貯まる人の特徴は単純にお金が好きな人。
「お金はみんな好きじゃん!」と思いがちですが本当に好きな人はお金についての好奇心が強いので勉強をしてお金についての知識を深堀りします。
好きこそものの上手なれのことわざどおりで私の感覚で言うと趣味や娯楽感覚でお金を捉えている人は絶対的にお金が貯まるスピードが早くなると思っています。
誤解のないように言うとお金をとても愛でている人は絶対的に貯まりやすい体質になります…表現がやや気持ち悪いし一層の誤解を生みそうですが(笑)。
私は漠然で不透明な将来への不安を少しでも減らしたいという欲求からお金の勉強を始めました。
なんとなくの不安の種の要因は独り身でリタイア後の生活の不安。
その不安を解消もしくは和らげるのは一定量のお金を持っている事という何とも夢のない解決策。
その長期的な先の火種を消すためにお金の勉強をし続けて約10年、一定の成果は出ているように思います。
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私の感覚で言うとお金が欲しいと言っていて貯まらない人はギターやピアノ等の娯楽系の趣味が続かない人と似ていると感じます。
ギターやピアノ等の楽器系の趣味ってかなり好きじゃないと続きません、いきなり難しい世界ですからね。
お金を稼ぐ力がある人は社会貢献している
良い会社はお客さんに対して欲しいと思えるようなモノを提供して買ってもらう事で利益を出して成長していく会社です。
お客さんに対して良質な価値があるモノを提供・提案しているので広い意味で社会に価値を提供していると言い換える事ができます、魅力的な商品だからこそ皆欲しくなるでしょ?
なので尊敬される事があっても(やや大大袈裟だけど)非難されるいわれはないと思うのです、しかし日本人は優しい素敵な国民性だと思う一方、お金を持っている人に対しては攻撃力が強いです。
株を買っている人も企業の株を買う事で企業の資金流動性に貢献しているといえるのですが株で儲けたという言うと「楽して儲けやがって」的な事を言う人がいます。
株や他の金融商品もそうですが投資家は儲かるかもしれないけど損するかもしれないという状況でニュースを見たり財務分析したりしてリスクを取って投資をしているのに、そういう人に向かって楽して儲けているような言い方をするのは一投資家としては少し腹立たしく感じます。
そういった方々(価値観が違うだけで非難しているわけではないですよ)の考え方やメンタリティでは世の中に価値提供をするのは難しい考え方だといえます。
だから稼げないしお金がない事に対してずっと嘆いているのだと感じています。ただこれは自分の考え方が招いている結果という可能性があるという事を考慮すべき。
今後はもっと貧富の差が拡大する
コロナウイルス後の世界は各国の中央銀行(日本だと日本銀行・アメリカだと連邦準備制度・ヨーロッパだと欧州中央銀行)はお金を市中に流している状況。
リーマンショックの反省でお金の流れを止めると金融危機になると分かっているので昨今の経済状況で不景気になると経済市場にお金じゃぶじゃぶの現象が発生します。
そして金利もとても低い状況が続きます、金利が高いとお金を借りた時の利子が高くなるので景気が回復しにくくなってしまうので金利を低くしてお金を借りやすくします。
金利が低い状況でお金持ちが考える事は銀行のような低金利のようなところに預けていてもリターン、すなわちお金が増えないので株式などにお金を投じます。
多くのお金を持っている人がまとまったお金を投資するので株の価格は上昇しやすくなります、買いが買いを呼ぶ展開といったところ。
そうなると投資をしている知識あるお金持ちの資産を増えやすい傾向、一方で知識のないお金ない人は増やすための原資がないという事になります。
というのが貧富の差が今後開いていくであろう理由。
防衛策として今後は投資や副業を検討するべき
日本に住んでいるとそこまで貧しい生活をするというのはレアケースなのでそこまで深くお金について考えないというのが日本人のマネーリテラシーが上がらない理由だと思っています。
程よいぬるま湯に浸かって文句言っているだけなのは気楽で責任がなく案外楽しかったりしますし心情は理解できます。
ただ、一時の気楽さにかまけて先々の人生について考えないのは自分や家族にとってもあまり良い事だと思えないです。
そういった考えから金銭的な豊かさというのは一定程度、自分や周りの人を守るために必要。
具体的な対策として投資や副業が考えられます。
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副業をオフィシャルにOKにする企業も増えているので自分の性格に合わせて何が出来るか?を考えてみるのは一度はするべきでしょう。
本業の仕事の忙しさやブラック度によっては副業するのもしんどいという人もいらっしゃると思うのでそういった方であれば投資を始めてほったらかしにできる環境を構築すると良いと思います。
とりあえずiDeCoとつみたてNISAの中身を理解して始めてみるのがベター、設定してしまえば放置しても大丈夫。
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普通に働いたうえで 収入 >(固定費+変動費)という式が成り立っていれば少しづつは増えていきますので概ね問題はないです。
ただそれだけでは今後の世界観においては相対的に少しづつ貧しくなってしまう可能性が高いので十分留意して今後の自身の進路を考えてみると良いでしょう。
まとめ
その差の要因はお金についての知識が有るか無いか。
知識有りの人は金融緩和&低金利の中で投資をしてより豊かに、知識無い人はなにもしないので現状維持なので差は開く一方で縮まる事は決してない。
その差を埋めるために副業や投資に取り組む方が今後の人生を豊かにする要素となり得る。