というわけで小さいサイズの財布で使いやすいモノがないかな~?とネットを巡回していたら「コレ良さそう!」というものを発見⇒購入。
それが『エムピウ MILLEFOGLIE(ミッレフォッリエ) Ⅱ P25』、2年間使用してみて感じたことをレビューしてみます。
エムピウの財布を選んだ理由
田舎に暮らしているため店舗に行っても選択できる商品の幅が限られている住環境のためインターネット内で買い物をするのが殆どで実生活においてリアルマネーで支払う機会が極端に低下⇒大きい財布を持つ意味がない。
私が現在の価値基準で財布を選ぶテーマに掲げたのは以下。
■キャッシュレス前提の生活 ⇒ 収納は重要視しなくともよい
上記の2点を自分の中で選択するうえでの重点ポイントに設定。
それを満たしたのがエムピウのミッレフォッリエの財布。
シリーズ展開
エムピウ-ミッレフォッリエの財布にはシリーズ展開がいくつかあります。
ブッテーロという素材のイタリア製タンニンなめし革。左利きモデルがあったり内側もオールレザーのものもあります。
身の回りの生活のキャッシュレス化を計るのに入りやすいタイプといえます。
カードの収納がP25の倍の30枚を収納できるモデル、重量もP25の100g⇒115gとなっています。
個人的にはカードを取捨選択して収納するのでカードの収納力自体には魅力を感じにくいかもしれません。
ブスケット=11世紀に実在した建築家の名前を模したモデル。
ノーマルなミッレフォッリエはブスケット素材、こちらはブッテーロという素材のなめし革を使用しているものの価格は同じです、なので革の雰囲気の好みで選べば良いでしょう、カラーバリエーションは5色展開と少なめ。
革の雰囲気は上質な感じがするのでシンプルで大人チックさを演出したい方はこのモデルがオススメ。
ヌメ革は汚れが目立ちやすいのでモノを何というか…雑に扱う人だと向かないでしょう(笑)、あと値段も少し高めに設定されています。
上質な雰囲気を日々楽しみたい方にオススメできる品といえます。
正直なんのことか分からないですよね(笑)。タンニンは革に含まれる素材と科学反応を起こして塩を形成する水溶性物質、その後サンドペーパーで起毛させることにより独特な格子柄が生み出されたモデルをクアドレッティと称しているよう。
正直いまどのモデルを買う?と問われたらクアドレッティを選ぶかもしれません。カッコ良いです。
エムピウの財布=P25のものが代表的なモデルと理解してもらって良いです。
P25のものがベースでそこからカードの収納が少し多いものや革の材質が違うモデルが派生していると考えてもらうと分かりやすいかな。
選べる色展開が豊富
このエムピウ-ミッレフォッリエの財布はお店によって限定カラーもあり色展開が豊富、色を選ぶ楽しみもありますね(‘ω’)ノ
特徴的だなと思ったのは財布の外側部分と中部分で色が違っていてバイカラー的な感じでオシャレを楽しめます(カラー次第ですが)。

私が購入した楽天のお店の中では店舗限定色を含めて19色もありました、オフィシャルサイトではそこまでのカラー展開がないので店舗によってコラボ的な感じで提携しているのでしょうね。
以下のリンクが私が購入したお店のリンクとなります。
外観・サイズ感
ミッレフォッリエのサイズ感は以下の感じ。









買ったばかりの時は当然新品なので若干革が固い感じがあったので開け閉めにワンクッションありますが数ヶ月もすれば革が馴染んで財布の開閉が楽になってきます。
ギボシ(留め具)だけで二つ折りを維持するので使っていくうちに急に留め具が外れてお札とカードがバッシャーーンと床にぶちまけられることもあるかな?と思っていましたがそんなことは一度もなく。
留め具穴は経年してもキチンとロックできていて安心感ありますのでご心配なく。
お札の収納⇒紙幣15枚ぐらいは余裕
結論として使っていくうちにお札は15枚ぐらいは問題なく収まります、カードフラップの部分(お札を抑え込む部分)の下と小銭入れ部分の下に納める感じ。
新品の革が固い状態だと少し入れづらいです(オフィシャルの見解はお札10枚まで)。
私はこの財布を持つコンセプトが『自分の身の回りの生活のスリム化』だったので紙幣自体をなるべく入れないようにしていました、1万円札×3~4枚+千円札×7~8枚ということが多いかなと。



慣れてしまえば違和感ないですね、面倒くささは特段感じなかったです。
購入前は「お札をホールドするには心もとなくないか?紙幣落ちたりしないかな?」と思っていましたが2年使っていて落ちることは一度もなかったです、お札を収納したあとに財布自体を折り曲げることで固定することもあってずり落ちる危険性を感じることはなかったです。
もちろん長財布に比べるとお札を入れにくいと感じる人がいるでしょうけど個人的には何ら不便さは感じなかったかなあ、支払いの殆どがスマホかクレジットカードだし。
そもそも現金を使用する頻度が減っていることからこの系統の財布をチョイスするわけなので、お札を入れる頻度が高い人が選ぶべき財布ではないといえるかもしれません。
個人的に一点気になったのが一万円札は千円札より少し長いので折り曲げた際に一万円札の先がグチャっと折り曲がってしまうことが度々ありました、奥まで一万円札を押し込むようにすれば収まるのですが使っていくうちにズレるのですよね。
カード収納⇒意外と入る
カード収納する部分はお札を止める部分(フラップポケット)に1ヶ所と蛇腹状の部分に3ヶ所。
お札を止める部分にはクレジットカードやキャッシュカードだと2枚ぐらいまでですが蛇腹状の3ヶ所には5枚づつぐらいは入るので全部合わせれば20枚弱は入ります、財布の厚みが少し厚くなってはしまいますがね


使用頻度の高いカードをフラップポケット部分に入れて蛇腹状のカードポケットには店舗のポイントカード類を入れるといった使い分けをすると良い。
私は自分内ルールで①クレカ・キャッシュカードエリア②運転免許証・保険証エリア③店舗のポイントカードエリアで分けて管理していました。
以前使っていた長財布はカード収納がたくさんあったので視認性は高い(開けた瞬間にどのカードかすぐ分かる)エムピウの方は視認性はやや落ちます、逆説的にいえば自分でルール作ってカードの種類・ジャンルでキチンと管理できれば何ら問題はないです。
カードは入れようと思えばそれなりに入りますが、この財布を持つコンセプトはキャッシュレスのための現金・カードのスリム化といえるのでこれを機にカードの取捨選択するべきじゃあないかな?
小銭の収納⇒そこそこ入るけど厚みが出る
小銭を収納する部分はお札を入れる上部分・蛇腹状のカード収納の下にあってボタンで留めることで小銭が飛び出ないように固定。

ボタンを外すとガバッと開くのでコンパクトな財布の割に取り出しやすい作りになっています。
当然ながら財布がコンパクトなので小銭をたくさん収納を想定していないですが入れようと思えば硬貨20枚(オフィシャルの見解は15枚)ぐらいは入ります。
ただ硬貨の厚みで財布も少し厚くなってしまうので入れる枚数は決めておいた方がスリムで良い、財布のコンセプトに合うし。
私は硬貨が重なり合わないように管理していたので50円玉以下は財布に入れないようにしていましたね。
メリット
※私は比較的モノを大事に使う方ではあります。
デメリット
キャッシュレス化・スリム化を計る人にとって致命的なデメリットはないと思える財布ですが
使って傷みやすいところ
二つ折りの財布がゆえに折り曲げる部分はダメージを負いやすい構造、これは仕方がないですね。

とはいえ全然まだまだ使える状態ではありますので余裕で4~5年は使える。
こんな人にオススメ
現代はキャッシュレス決済の手段の幅も増えておりスマホだけでも行動のテリトリー次第では支払いが完結します。
とはいえ現金が必要なところもちらほらあるので完全キャッシュレスというわけにもいかないので段階的に紙幣やカードの量を減らしていきたいといった人にエムピウのミッレフォッリエP25をオススメしたい。。ポケットにも入れやすいしカバンにも放りこみやすいサイズで日常生活に溶け込みやすい使いやすさがあります。
私は現在は別の記事でも紹介しているアブラサスの薄い財布を使用していますが従来の長財布からアブラサスだと急激に収納が減るのでキツイと感じる人もいるでしょうね。
年齢を重ねていくと自分に必要なモノとそうでないモノをハッキリさせたいという欲求が強くなってきました、コレって私だけですかね?あくまで個人的な考えですが生きていくということは自分にとって必要なモノを選別する行為だと考えていて身の回りの[…]
少しづつ考えながらカードの枚数や行くお店を限定することでポイントも貯まりやすくなりますし効率の良いライフサイクルが作れると思います。
まとめ
シンプルな見た目で飽きにくく革の経年変化も楽しめる、カラー展開も多いので選ぶ楽しみもある。
カード×約16枚+お札×15枚前後+硬貨×15~20枚ぐらいの収納力なのでキャッシュレスに対応、プチミニマリストにはオススメ。
一気に財布の中身を減らすのが不安がある人はエムピウ-ミッレフォッリエの財布は強く推せます。