目標を上げ過ぎずにハードルは低めに設定。
人間は本能的に変化を嫌うので低めのハードル飛び越え続けて脳を慣らして習慣化。
継続は力なり…というもののそもそも継続が難しい問題
人が人生を過ごしていると仕事・学生時の勉強・副業・趣味等、面倒くさいけどやった方が自分にとって良い・メリットがあるというものが存在します。
そして自分自身でそれに取り組んだ方が良いというのも頭では分かっているはず。
でも続けられない、3日坊主で終わってしまうという経験は誰しもあるはず。というかその経験がない人はもはや人間ではないと思ってしまう(笑)。
続けられない理由は「なんか嫌だ」「面倒くさい」などの理由からやりたくないというネガティブな感情。
ではそういったネガティブな感情を自分なりに排除するような仕掛けを作ってやると継続できる可能性があるというのが私の考え。
そもそも人間は怠惰
そもそも人間は基本的にはだらしない…というか変化を嫌う傾向があるので継続出来ないのが当たり前、仕方がない作りになっています。
人間が太古より進化してきた流れで昔は目新しい行動を取る=「死」を意味していた訳です。
推測ですがマンモスを狩ろうとして最初に突っ込んでいった人はマンモスに殺られているし、はじめて山でキノコ採取していた人は毒キノコに出くわして食べて死んでいるだろうし、はじめてフグ食べた人は間違いなく死んでいるでしょう。
そういった経験がDNA情報に…というか危険から身を守るという遺伝子情報が人間には引き継がれています。
新しい行動を取ろうとすると反射的に脳がブロックする仕組みになっているので人間はそもそも物事を続けにくい仕様で出来上がっている訳です。
なので新しい事象に面倒だと思ってしまっても自己嫌悪になる必要はないです。
逆に新しくチャレンジする事に頭と体を慣らしていくのに自分はどうすると良いか?を考えるべき。
新しい事⇒普通の事への変換
新しい事へのチャレンジは誰でも「上手くできるかな…?」といった不安がつきまとうもの、誰だってそう。
やった事がないんだから分かる訳ないです、通常運転の心理状態ではいられない。
学生の時に進学した先にあんまり知り合いがいない学校に行った場合の最初の教室に入った感じとか緊張します、私は人見知りでビビりなので緊張しました。
就職が決まって始めて会社に出社した時とかめちゃくちゃ緊張します、私は転職した時はドキドキでした。
でも1ヶ月もすれば慣れて普通に通勤・通学して3ヶ月もすれば問題がなければ何ら違和感もなく通う事に対して何も思わなくなります。
「副業を始めて稼ぐぞ!」と思った時や「俺はこの趣味に打ち込みたい!」や「ジムに行って筋トレやダイエットやるぜ!」と思った時も普通にやれる、ルーティン的にやれるようになってしまえばロジックとしてはいい訳です。
仕事や学校はある程度、強制的に向こうからやって来る(仕事はそうでもないかも)ので抗えないですが上記に例で挙げた副業や何かしらの趣味やジム等は自分発信のものであるという共通点があります。
こういったものは始めたものの、最初のモチベーションが高い状態で気持ちが途中で下がってしまう事が止めてしまう原因。
よくある分かりやすい例でいえばダイエット。
最初は「よっしゃあーやるぞ!」という高いやる気が誰でもありますが通常の生活においてずっとテンションアゲアゲの状態をそもそも維持できません。
テンション高めを維持するのはシンプルにしんどいですからね、という事はテンションが下がると続く理由が薄まってしまうともいえます。
突発的にダイエット始めた人で続いている人は殆ど見ないです。
体系維持できている人は普段から自然に食事の量を調節したり体重が増えているのに気付いて運動したりするので表面上(体形が)に表れない訳ですよね、だってもう自然に、本人が意図せずとも結果的にダイエットしているから。
なので新しく始めるモノを継続するには「普通の事」まで自分の中に落とし込む作業をすればいい。
ハードルを下げてちょっぴりだけ実行
とはいえ、そんな簡単に「普通の事」に落とし込めないわ!と思う人も多いはず。
新しい事を始める時はみんな共通してやる気に満ち溢れていて高い目標を掲げるものです。
新しい事に少し取り組むと現在の自分の立ち位置と高い目標との立ち位置とのギャップに気付くはず。
そのギャップの乖離、あまりに目標への到達が難しいと感じて嫌になってしまい、諦めてしまう人が圧倒的多数というのが現実。
なのでハードルを思いきり下げてみるというのが効果的といえます。
私はブログを始めて心掛けている事は1記事積み上げるのも遅くてもいいので毎日1文字以上は絶対入力するようにしています。
会社で一応は管理職となっているので普段はほぼ残業しませんが時期やトラブル等であまり時間が取れないという時もあります。
そういった本業が忙しい時でも絶対パソコンを開いて数行でも考えて書くようにしています。
たとえば英語の勉強だったら2行ぐらい英文を読んでみるとか、問題を1問だけでも解いてみる等ハードルをガツンと下げる、だけど作業は僅か、少しでも実行してみるというのが大事だと考えています。
まったく何もしないと止めてしまうトリガーを引く事になりかねない。
自分の経験でもそうですがピアノでも触れなくなったらもう弾かなくなるし、英会話もテキスト開かなくなったら止めてしまったという事があったので少しでも接するというのが大切な事です。
物事の継続するきっかけとしてハードルを思いっきり下げてちょっぴりだけでも続けたいモノをやってみる、毎日少しでもやってみるという姿勢で臨んでみると案外だらだらでも継続する足がかりになります。
好きなもの・興味のあるものは自然と続く
逆に人間は好きなもの・興味の湧いたものについては自然とSNSで情報収集したり、好きなアーティストの動画をYouTubeに見に行ったり努力する必要がない、というか努力している感覚もないです。
これはもう最強なので飽きるまで継続できます、こういった状態までもっていければ最強。
冒頭に述べたように「将来の自分にとってやらないよりやった方が良い」というものを止めてしまいがち、脳は変化を嫌うので。でも自分にとってプラスに作用するものですから絶対やった方が良いもの。
やった方が良いモノ=現在の自分がやっていて楽しいモノではないですから続けるには多少の工夫と努力は必要。
究極的にはやった方が良いモノ=現在の自分が楽しいモノ、に昇華できれば継続するのに苦労する事はないです。
ダイエット・筋トレ・副業・投資・英会話・資格の勉強など明らかに続けた方が良いと分かっているけど続けられないのは自分が感じる楽しいモノ・嬉しいモノではなくてちょっぴり辛さも感じるモノだからといえる。
その辛さに慣れて普通の感覚になってしまえば継続するハードルがグッと下がります。
私のケースだとギターは今だと弾かない日もありますが既に習慣化されているので定期的に弦を張り替えて隙間時間に3曲だけ弾こうかな~だったりこの曲の一部分だけギターコピーしよう~とか自然な感じに。
たぶん年寄りになっても弾いてそうなイメージが自分で出来ています。
ブログの更新もペースは全然早くないですがWebライティング自体は自分の考えの根拠を調べたりやりながら勉強になっているので、それが楽しいと感じているのでこちらも遅々ながらも継続出来る自信があります。
投資は…もう既に趣味の領域になっているので投資・金融について調べるのが何の苦もない状態になっているので、これも年寄りになっても普通に分析とかしていると思います。
アラフォー独身男子は何に投資しているの? 投資信託(インデックスファンド)をメインで資産形成。併せてアメリカ市場のETF・日本の商社株・FX自動売買・ビットコイン。資産運用の柱に据えているインデ[…]
自分が続けられる環境にもっていく術をを考えるというのが継続するのに大事な事です。
まとめ
普通の状態で物事を行う事が出来るようになれば特段の努力をしなくても自然に行なえるように脳を慣らしていく。
たとえば朝起きて顔を洗うや歯磨きをする等と同じ感じでやれるようになってしまえば習慣として自身の生活のサイクルに組み込めるように。
考え方として「継続したい事」を普段、自分が苦も無く行えている事と同じようにやるにはどうすれば良いか?を試行錯誤する作業が必要と認識する。