「Bose Smaart Soundbar 300」を2週間使用してみた評価普段から音楽を聴くのが大好きで洗面所でもお風呂場でも音楽を聴いている事が多いのですがテレビの音には無頓着でオラソニックのスピーカーを使用していました。テ[…]
開封の儀




本体がそもそもコンパクトで内容物も本体・ケーブル・説明書だけとめちゃくちゃシンプルで分かりやすい。
外観・大きさ





仕様
・本体重量 290.3g
・通信距離 直線距離で約9m
・防水性能 IPX7(一時的に水没してもOK)防水。防塵ではない。
・連続再生時間 オフィシャル上では6時間(充電時間は約4時間で満充電)
・付属品 マイクロUSBケーブル、説明書
・カラー ブラック/ミッドナイトブルー/ブライトオレンジ
・実用出力 不明
・対応コーデック SBC
・ドライバー フルレンジスピーカー×1
・アプリ 対応 Bose Connect app(無料)
・Bluetooth バージョン不明(発売時期を考えると4.1か4.2?)
・その他 自動スリープモード搭載
使い方
Bluetoothスピーカー使っている人なら問題なく使えると思いますが電源ONにしてBluetoothボタンを押して繋げたいデバイスとペアリングするだけ。Bluetoothスピーカーを使った事がある人であれば何ら問題なく使えると思います。
シリコンストラップで細いバーがあれば、そこに引っ掛けることができる仕様になっているので自分の環境に合わせて置き場所を考えると良いです。
本体の正面の真ん中のボタン(マルチファンクションボタン)を1回押すと再生/一時停止、2回連続で押すと次の曲にスキップできます。
曲戻りはできない仕様となっていますね、曲戻しができるBluetoothスピーカーの方が少ないのでココはしょうがないかな。
接続の安定性
2週間以上使っていますが一度も遅延や止まることはないですね、Boseのサウンドバーでも途切れることがないのでBoseの製品はBluetoothが強いのかな?と個人的に感じています。
一方で稀に個体差でBluetoothに遅延やヒドイと繋がらないという事例もあるよう、多くの場合が初期不良と考えられるのでそういった症状が出るようなら返品手配をするべきと考えます。
音質
同じぐらいのBluetoothスピーカーをいくつも使ってきましたが分かりやすく低音が強いモデルはなかったですね。
他記事でレビューした「JBL CHAGE4」よりボディサイズは小さいながら低音で出方だけであれば「Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker」の方がハッキリと強いです。
JBLのBluetoothスピーカー「JBL CHARGE4」の評価・レビュー。音楽好きな人にとってBluetoothスピーカーの存在はどこでも音楽を楽しめるので必須アイテム。私は洗面所やお風呂でも音楽を楽しみたい人なので防水・防滴[…]
だからといって中音域が著しく弱いということもなくバランスの良い音質にBoseらしい低音域の強めのエッセンスが足されているという感じ、ただ音質や音色については個人の好みがあるのでココは色々聞き比べてみるしかないですね。
個人的にビックリしたのはこのサイズ感にしては厚めの音が出るなということ。
バッテリーの持ち
オフィシャルな仕様・見解は6時間となっていますが音量次第でバッテリー持ちは増減します、普通の生活で爆音にすることは皆無なので普通に使用するのであれば6時間よりは持ちが良いと感じます。
私の使い方、洗面所~お風呂場だけで使うというルーティンだと1日当たりの使用時間が40分~1時間ちょいぐらい。
毎週日曜日に充電するサイクル、その頃には30%ぐらいで体感として結果的に6時間以上持っている感じ。
アウトドアで使う場合でも前日に満充電しておけば大体1日は使えると思いますよ。
Bose専用アプリ
『Bose Connect』アプリをスマホやタブレットにインストールすることで端末側から以下の管理が可能に。
具体的には①スピーカーに名前を付けて管理可能(複数台使っている時の識別)②ファームウェアのバージョン確認③接続の管理(ステレオモードなど)④音声ガイドを消す⑤工場出荷時の状態に戻す⑥音声言語の変更⑦説明書を閲覧可能⑧自動オフの時間変更が可能(最初は20分で設定)、等の管理ができます。


似たアプリの『Bose Music』とは全く機能が別(こちらはSportify等の音楽アプリに繋いだりサウンドバーの音色を調整するアプリ)。
スピーカーを2台繋いで「ステレオモード」「パーティモード」の設定もこの『Bose Connect』アプリで行います、陰キャの私にはあまり関係がない…かな(笑)、以下のBoseのサポートサイトに繋げ方詳細記述がありますのでご参考に。
複数のスピーカーをステレオまたはパーティモードで接続することができます。手順については、この記事を参照してください。 …
またステレオモードやパーティモードは同じスピーカーでなくともできるので対応するBoseスピーカーを持っていればすぐにステレオモードを楽しめます。
Bose SoundLink Color Bluetooth speaker II ポータブルワイヤレススピーカー ソフトブラック
音声アシスタントに対応
IOS端末ならSiri、アンドロイド端末ならgoogle assistantに対応。
真ん中のボタン(ファンクションボタン)を長押しして「音楽かけて」や「天気は?」で音声からの指示ができます。
私はあまり活舌が良くないので使っていませんね(‘_’)
デメリット
①スピーカーの設置・置き方によって音質がやや変化する。
背面にもスピーカーが付いているが故に硬い部分を背にして置いた場合と柔らかい部分を下にして置いた場合ではやや音質がかわってきます。
また吊るしてやれば前面・後面ともに空間なのでそちらの方がバランスが良いかもしれません。
私はお風呂の壁面にマグネット式のラックを購入してそこに置いています。
シリコンストラップがあることを考えるとBose社の考えとしては吊るす前提で使って欲しいのかもしれませんね、ウチではそんな環境作りづらいな~(‘_’)

ラックがあるとスピーカー置場のみならずシャンプーや化粧水置くなど利便性は高いです。
②AUXポートがない。
私は全くデメリットに感じないですが人によって音楽を聴く環境が違うわけでAUXケーブルを繋いで音楽を楽しみたいという人もいるでしょう、昨今はだいぶ少ないとは思いますが。
このスピーカーを購入する時点で多くの人がスマホとBluetoothでの接続でしょうからデメリットにはなりにくいかなと。
黒だと汚れが目立つ。
添付している写真は2週間ほど使った状態のものですが他のカラーがどうだか分かりかねますが黒は汚れが目立ちやすいです、普段使いなので私は特段気にしませんが気になる人は気になるかもしれませんね。
私の使い方と選んだ動機
私がこの「Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker」を購入する検討した強い動機の理由は【洗面所とお風呂場で音楽を楽しめる環境を作りたい】といったもの。
その目的に合致する条件の最低条件は「防水仕様であるということ」+「好みの音質」。
この「Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker」でお風呂用スピーカーとして4代目になるのですが(笑)、色々使ってみての帰結した私なりの結論は…
①バッテリーは長持ちでなくとも良い②お風呂場の音が反響する空間での音の広がり・音質のバランスの良さは重要③洗面所とお風呂場の往復の短い距離とはいえコンパクトなものがベター
①のバッテリーの長持ち具合に関しては今まで20時間バッテリー持ちのあるスピーカー(JBL CHAGE4)も使用しましたが自分の家の中だから充電できる環境はいくらでもあるし、スマホを充電する頻度に比べたら全然少ないのでバッテリー容量はとくに重要ではない。
②防水仕様のスピーカーを購入するのは当然ですが、いざお風呂で使うと音の反響で思ったような音質を得ることができない時も。個人的な音質の好みもあるかもしれませんがお風呂内では低音が強い音質の方がバランスが取れて聴きやすいように感じます(お風呂場の広さや材質も厳密には関係するでしょうけど)
③の持ち運び距離はほんの数メートルの移動距離だけどスピーカーがデカいと単純に鬱陶しいな(笑)と感じていたので手のひらサイズのこの製品は持ち運び楽ちん、毎日の行うことなので意外とポイント高い。
ちなみに防水Bluetoothスピーカーの変遷は以下の流れ。
ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー: 防水 / 防塵 / Bluetooth対応 / 重低音モデル 軽量 コンパクト 2019年モデル / マイク付き/ブラック SRS-XB12 B
Anker Soundcore ポータブル Bluetooth4.2 スピーカー 24時間連続再生可能【デュアルドライバー/ワイヤレススピーカー/内蔵マイク搭載】(ブラック)
JBL CHARGE4 Bluetoothスピーカー IPX7防水/USB Type-C充電/パッシブラジエーター搭載 ブラック JBLCHARGE4BLK【国内正規品/メーカー1年保証付き】
Bluetoothスピーカーの入門としてもオススメ
これから始めてBluetoothスピーカーを試してみたいという人であれば入門という意味合いでもオススメ。
ボリュームを上げるとかなりの大音量になり部屋で楽しむには十分の音量は出せます(MAXの音量は近所・家族が迷惑します)、一人暮らしであればコレ1個で部屋⇒洗面所⇒お風呂⇒部屋など持ち運びも便利で音楽を楽しめます。
5,000円以下のBluetoothスピーカーはたくさんありますが、ある程度の音質を楽しみたいのであればこれぐらいの価格帯のスピーカーを最初に選んだ方が結局長く使えると思います、自分の経験上これは間違いない。
まとめ
①Bluetoothスピーカーの入門編
②Boseの音質(低音強め)が好きな人
③水場に近いところ若しくは外で音楽を楽しみたい人