Bose Smart Soundbar 300

Bose Smart Soundbar 300の評価・レビュー。結論:買って良かった。オススメ。

「Bose Smaart Soundbar 300」を2週間使用してみた評価

普段から音楽を聴くのが大好きで洗面所でもお風呂場でも音楽を聴いている事が多いのですがテレビの音には無頓着でオラソニックのスピーカーを使用していました。

テレビの素の音よりはオラソニックのスピーカーの音は良いと感じていたはいたものの、全体感としては出力が弱いのは否めないのでサウンドバーにいっちょ手を出してみるかー!と思い立ちました。

Olasonic(オラソニック) テレビ用 高音質スピーカー ブラック TW-D6TV

※デフォルトのテレビのスピーカーよりは遥かに良い音質

それで少し調べてみると今のサウンドバーってBluetoothやWi-Fiでスマホと連携出来るというのがデフォルトのようで単にテレビに接続するだけの楽しみ方ではないという代物になっていました。
どのメーカーの製品にしようか迷っていて「Bose」「Sony」「YAMAHA」のどれかにしようと判断。
ココは完全に自分の好みの判断なのですがサブウーハーのセットだと部屋に設置した時に見た目がちょっぴりスッキリしないと感じてサウンドバーのみの製品が良いな、という結論に。
そうした場合に「Bose」の製品が見た目として良さそう、あと価格も手軽(決して安くはない)と思って「Bose Smart Soundbar 300」を購入、設置。
結論から言うと大満足!思っていた以上の音質の良さにビックリしました。
一度使ってみたらサウンドバーなしの生活には戻れないです、今後もサウンドバーの世界を探求していこうと心に決めています(大袈裟)。
良い家電を使う事で楽しさや幸福感を得る事が出来ると私は考えているのでそこにお金を使う事は投資といった意味合いがあると思っています(*’▽’)

開封の儀

Bose Smart Soundbar 300 箱
まあまあデカいです、しょうがない。サウンドバーだもの。
Bose Smart Soundbar 300 開けたところ
本体をどけると下にマニュアルやコード類
Bose Smart Soundbar 300 リモコン
リモコンは小っちゃめでシンプル、薄い、小さい。

サウンドバー自体、そんな付属品が必要ではない家電なので梱包内容はシンプル。

製品の仕様や特徴

■HDMI(ARC=オーディオリターンチャンネル)×1系統
※テレビにHDMI(ARC)対応の端子があればHDMIケーブル1本で繋がる事が出来ます。
最近のテレビであれば大概付いているはず。私の場合はHDMIケーブル1本で接続しています。

■光デジタル端子×1系統(光ケーブル1本差すだけで繋がります)
■電源の入力端子
■横幅:695㎜ × 奥行:103㎜ × 高さ:56㎜
■重量:3.2㎏
■カラーは黒のみ
■価格:55,000円(税込)
■リモコン(電池は入っているのですぐ使えます)
■光ケーブル(長さ:1.5m)
■電源コード(長さ:1.5m)
■説明書
■Wi-Fiに対応
■Bluetoothバージョン4.2
■Air Playに対応
■Spotifyに対応
■Amazon Alexaに対応

設置イメージ

Boseサウンドバー設置イメージ
設置イメージはこんな感じ。43インチのテレビと比較した感じ。

サウンドバーを置くならラックを組んでやると見栄えが良くなると思います。

見た目のバランスを考えると40インチのテレビぐらいが横幅のバランスは良い感じ、テレビ台のデザインも関係しますが。




音の雰囲気・音質

肝心の音質の方はというとあくまで個人的な主観ですが凄い良い音質だと感じています、買って良かった。

※前提として私の好みの音質は低音が強め。

Boseの製品を使うのは初めて、使う前のイメージは低音が強いと思っていました。

実際、低音が強めな音の作りですが立体的な低音だなという感想。

他の音と分離していて聴きやすいですし音に奥行もあって立体感があるので聴いていて楽しい。

ベース全般の音とバスドラの音がすっごい心地良い!

※あくまで個人の意見ではあります。

アプリの「オーディオ」という項目で高音と低音を調整できるので(細かくカスタマイズはできませんが)多少は自分の好みに近づける事はできます。

設定の「センターチャンネル」はサウンドバーの音の広がり?を変える事ができるものでプラスに設定すると音が中央に寄るイメージ、サウンドバーの正面にいると効果を感じる事ができますので部屋の中でいつも自分がいる場所にセンター位置を合わせてやると音の塊を感じることが出来ます。

逆にマイナスにすると音を分散させるような感じなのでサウンドバーの正面にいなくても良い音質を楽しめるような感じでしょうか、広い部屋の人であれば効果を感じやすくなるのかな?と思います。

 

Boseアプリ設定
オーディオのタブを クリックして音質調整
Boseアプリ設定
センターチャンネル/高音/低音をそれぞれ-100~100で調整可能。単位は10刻み。

初めてのサウンドバー体験という事もあるのでサウンドバーを実際に使用している人とでは感じ方が変わってはくると思いますが初体験の人からするとテレビの音質とはもはや別モノと言えます(ホントに誇張じゃあなくて)。

今までの音楽を聴く環境というのが主に車の中・Bluetoothスピーカーで洗面所やお風呂で聴く・自分の部屋でパソコンで聴く…といった音楽の楽しみ方をしていた人からすると劇的に音楽を楽しめるようになりました。

自分の部屋で音楽を聴く頻度がめちゃくちゃ上がりましたし、以前聴いていたアーティストを改めて聴く事が多くなりましたね。

サウンドバーを導入してガッツリ聞いたのが以下の2枚、たまたまハマっていたということもありますが。



 『ずっと真夜中でいいのに』はバンドサウンドで特にベースがエグい曲があったりするので低音の出方を確認するのにちょうど良かった。

『SANOVA』は堀江沙知さんという女性ピアニストのピアノインストプロジェクト、シンプルな音の構成の聞こえ方を確認。
ピアノの低音部分の音も立体的に聞こえたのでシンプルに「スゲー!」と思いました。

スマホとの連携(Bose Music/Sportify/Amazon Music/deezer)

今やスマホのアプリで連動させるのは必然。

Boseのアプリで「Bose Music」というものがあってコイツをインストールする事でスマホから手軽にコントロール出来るようになっています。

逆にアプリ入れないと不便が多そうな感じ。

Spotifyとの連携がアプリ経由で自然に出来るのでSpotifyユーザーはかなり便利です、私はSpotifyとapple musicの両方を課金していますが、ぶっちゃけSpotifyの方が提案してくれる曲のセンスや使い勝手は良いと思います。

アプリで連携させる事で音質の調整「センターチャンネル・低音・高音」の調整も簡単にできるしSpotifyなどの音楽アプリとの連携が凄くスムーズ。

具体的にアプリとの連携の流れは以下の感じ、そんな難しいものではなく画面の案内に従っていけば問題なく登録出来るます。

 

bose-アプリ設定
サウンドバーの電源ON⇒アプリと紐付けする作業。 アクティベートとは?⇒製品を使える状態、アクティブな状態にする事。

 

bose-アプリ設定
自分で製品の名前管理が出来ます。デフォルトの「書斎」を選択しましたが後で「自分の部屋」に変更しました。後から変更可能なのでとりあえず何でも良いです。
Boseアプリ設定
連携する音楽サービスの選択。 Spotify/AmazonMusic/deezerから選択可能。 私はSpotifyを選択しました、課金してるし。

グーグルアシスタントやアレクサの音声アシスタント

Boseアプリ設定
グーグルアシスタントかアレクサか選べます。好みや自分の環境に合わせてどうぞ。
Boseアプリ設定
ここまでで一旦セットアップ完了。後でも変更できますので深く考えなくても良いです。

音楽アプリとの連携を行うと部屋で音楽を聴く時にスムーズです。

Bose Musiceアプリを開くと連携しているアプリに直結するので曲を選べばすぐサウンドバーから音が流れます、コレがめっさ快適です(*‘∀‘)

Bluetoothで繋ぐ手間もなく(Bluetoothでも繋げられます)音楽を楽しめるのは音楽好きにとっては凄い楽しいです、生活レベル向上した感があります(笑)。

Bluetoothの接続も何度か試してみましたが安定した接続環境でした(接続端末はPixel 3a XL)。

Boseアプリ設定
こんな感じで連携しているサービスがトップに。 音楽アプリと全く同じ操作画面ではないですが分かりやすい。

 

テレビの音質

音楽を聴く事においては抜群に良い音質になりましたがテレビはどうか?という点においては「オーディオ」設定の部分に「ダイアログモード」というものがあり、これをON/OFFする事で人の話し言葉部分がクッキリ浮き上がる音質に変わります。

これも分かりやすく音が変化するので実感しやすい点、ニュースで聴き比べると歴然とすると思います。

私はよくアニメを観るのですがアニメはオープニングとエンディングで曲が流れるのでそこの音質がグッと良くなりアニメ1本のオープニング・本編・エンディングの流れがハッキリ、特に本編が良い場面で終わりかけたところにエンディング曲がガツーンと良い音質でかかるとテンション上がります。

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こんな楽しみ方も出来るようになったので生活するうえでの楽しみが増えましたね。

またオーディオ設定に「Wall EQ」という項目があります。

これはサウンドバーの設置位置が壁を背にしている時の音環境を良くするというものです、私はTVラックを背にした状態で設置していますがONにしています。

ここは試してみて音質の好みで決めれば良いですね。

色んな楽しみ方

このサウンドバーに更にスピーカーの追加ができてシアターシステムのような音響に近づける事が出来ます。

追加のサブウーファーもサウンドバーと同じぐらいの価格がしますがサウンドバーの音にかなり満足している自分にとっては正直かなり魅力的に映ります。

追加出来るのは「Bose Bass Module 700」と「Bose Bass Module 500」の2種類でサラウンドスピーカー追加すれば5.1chも可能。

BOSE BASS MODULE 500 サブウーファー

BOSE BASS MODULE 700 サブウーファー ボーズブラック Bass module 700 BLK

今後もう少し使ってみて更にグレードアップしたいという気持ちになったら(もう既になっている気もしますが(‘_’)…)追加購入してみようと考えています。

こんな人に強くオススメしたい!

■今までスピーカーの音質にこだわっていなかったけど音楽好きな人
■スピーカーの類なんてどれもそんなに変わらないでしょ?と思っている人
上記の人には本当に試して欲しい!私も数年前までは3,000円ぐらいのBluetoothスピーカーで音楽を聴くことが多くモノによっては1万円のスピーカーでも音質の良さを大幅に向上したと感じることはあまりなかったです。
このBoseのサウンドバーを取り付けたあとは明らかに分かりやすく音質が向上、ウチに来た友人も「めっちゃ音ええな」と発言するぐらい。

Bose Smart Soundbar 300だけでも十分良い音で私の場合はテレビの視聴よりも純粋に音楽を聴く事の方が多くなりました。

サウンドバーを購入した事により部屋の模様替えをして家具の配置を変えたりソファを買ったりして自分の生活スタイルをちょっぴり変えるぐらいの影響が。

初めてサウンドバーを使う人であれば絶対に満足できると思うので強くオススメ。

もちろん音質の好みがあるのでBOSEの音色は嫌だ!という人には大前提としておすすめできませんが上品な低音を楽しみたい!という人であれば強くオススメします、私はこの製品でBOSEファンになってしまいました(笑)。


防水のBluetoothスピーカーも紆余曲折を経てBoseのスピーカーを使用するようになりました、こちらもレビューしています。
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デメリットは?

個人的にはデメリットはほとんどないと感じますが敢えて挙げると以下の2点。

55,000円(税込)は決して安い金額ではないですよね。

全メーカーのサウンドバーの価格の中央値は3万円前後のゾーンといえますので中央値の価格帯よりは高い製品ですが十分その価値はあると個人的には感じます。

サウンドバー初体験+低音強めが好みの音質であればオススメできる製品なので後悔しないのでは?

音質の良さを体感するにはある程度の音量が必要になるので設置する場所が少し広がりのある空間(6畳ぐらいあれば十分だと思いますが)で音量を上げられる環境がベターといえます。

音量を上げることで家族やお隣の住人から文句がくるような環境だと良い音質を楽しみにくいかもしれませんね。 

まとめ

Bose Smart Soundbar 300は買ってみて「とっても良かった」というのが心底思った感想。
個々の音が分離していて立体感があって音楽を楽しむ時間が確実に増えました。
現状の音環境がテレビのスピーカー等で不満を持っている人であればかなり高い確率で満足する事が出来る製品ですし素人でも分かるぐらい音質は変わるので強くオススメ出来る製品です。
アプリとの連携で音楽を聴くまでのアプローチもスムーズで音楽好きな人であればテレビのスピーカー+音楽を楽しむツールとして大変有意義。
「スピーカーなんてどれもそんな変わらないでしょ?」と思っている人ほど試して欲しい。

 

 

 

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