こんなもん?
そんなもんです。
始めて数年は増えていく実感が薄いですが続ける事で実感できるようになると思います。
ネット界隈はみんな金持ち(に見える)
投資を始めようとネットで調べてみると何だかみんなお金持っている印象ないでしょうか?
30歳で3,000万円を運用しています、だとか40歳で1億円運用していますとか。
そういう人達を見ると自分があまりに「資産なさすぎ…」と感じてしまいがちですが要はどこのタイミングで投資を始めたか?だけの話(だと思い込むようにしています)。
投資や資産運用は調べれば調べるほど早く始めた方が完全に有利な世界ですしね。
あと投資の原資がたくさんあった方が断然、増加スピードは早いです。
人と比べてもあまり意味がないですし自身の目的意識をハッキリさせた方が今後のため。
ググって他人と比べて最初からやる気なくしちゃうのは何の意味もないので気にしない方が良いです。
そうやすやすとお金は増えない
以下が私の資産残高の推移です。
私が資産運用を始めたのは2011年の3月から。
ものすごいスピードではないですが地道に資産残高は増えています。
投資以外の貯蓄の部分も資産に含んでいるので純粋な投資によるリターンではないですが「お金を増やす」という意識で生活をするうちにお金が貯まりやすい体質になっているともいえます。
もっと要領の良い人なら更に大きな金額に出来るでしょうけど最初の頃は手探り状態だったので大きな損切りをしたり一進一退。
結局この疑心暗鬼・暗中模索の中で資産を増やそうという期間が結構辛いです。
投資は正解がない世界なので「答え合わせ」が出来ません。自分で考える事がある程度は必要となります。
ズバリこれが正解!と言われた方が特に日本人は助かるという人が多いと思います。
なので始めたはいいがなかなか成果が出ないから止めてしまう人もいるのだろうなと推測。
投資してもお金の増減は相場次第。
自分で相場を動かす事は出来ませんからね。
田舎に住んでいるアラフォー男でもとりあえず投資を始めて続けるとゆっくりと資産を増やせるの実証できていると思います。
楽してすぐに稼げる方法はない
お金を何らかの方法法で増やしたいと思った時にどんな方法があるのかな?と思ってググってみたりすると思います。
すると「これをするだけで1ヶ月で100万!」とか「年収が3,000万円に!」等のセンセーショナルな言葉を並べたサイトが見付かると思いますが鵜呑みにしないように。
みんなが稼げるなら既にみんなやっているはずじゃないですか?
ああいったサイトは詐欺とはいわないですが誰もが出来るような再現性のあるやり方とは言い難いもの。
再現性があってずっと続けられるものこそが資産を増やす大事な要素だと考えます。
そういった意味では毎月のつみたて投資が良いのだろうと考えます。
決してすぐにお金が増える事はないですが20年先には一定の資産が築けているはず。
つみたてNISAのメリット・デメリットは?どこの証券会社を使えば良いの?何の銘柄が選べば良いの? つみたてNISAは将来への自分の資産形成に有利な制度。デメリットは私個人は【特になし】と感じる。[…]
iDeCoってどういう制度?やった方がいいのか? iDeCo=自分で積み立てたお金で運用して年金として充てる制度。自分がもらえる年金に不安がある人はやるべき。 iDeCoって何?[…]
お金が増えるイメージはゆっくり
ありがたいことに少しづつ右肩上がりで資産は増えていて今思うと投資を始めた時期も多少は味方してくれた部分もあると思います。
そりゃあ誰もが短期間のうちにたくさんのお金が舞い込んでくれば嬉しいし苦労はしないです。
一方で現実的にそれは不可能だと誰もが感じてもいる訳です。
一攫千金の方法は宝くじから何かしら人を犠牲にする行為を行わないと達成出来ないと思っています。
大多数の人は特別の才能もなく簡単にお金を増やす能力はありません。
この部分を強く認識するのが大事なところ。
世襲ではない世間のお金持ちの人は例外なく努力しているはず、しかも継続して。
そして実行する力もあるといった人たち。
そうであるならば我々みたいな一般人も地味で継続的な努力が必要なのは必然。
長い目で自身の生活に資産運用の考えを取り入れて普段の生活に溶け込ませてしまうぐらいが丁度良いと思っています。
一方でまれにビットコイン等、短期間で化ける投資商品があるのも間違いないです。
ただこの辺りの化ける商品をピックアップ出来るかどうかはやはり興味を持って継続して投資に向き合っていないと拾い上げる事は出来ないと感じます。
金融リテラシーの向上は自分の人生に豊かさをもたらす
マネーリテラシーを身に付けることで少しづつお金が溜まりやすい体質になっていくのは確実。
私の資産をは実際、増加傾向にありますしね。
資産が増加していくのが実感できると楽しくなって更にお金について考える事が楽しいという好循環に。
それを感じるまでに時間がかかるので大変な部分はありますけどね。
日本人はお金について勉強する時間や機会が欧米人と比較すると断トツ少ないのでどこかで自分で調べるなり理解するなりの時間は必要、誰も教えてくれる人いませんしね。
金利のバカ高い金融商品や暴利を貪った保険に購入・加入している人が少なくないので自分で調べるという習慣はこれからは必須スキル。
「老後2,000万円問題」というワードも独り歩きしてますが中身を精査すると「そんなにやたら不安を煽らなくても…」という内容といえます。
日本人は「お金が汚いモノ」という感覚が潜在的にあるように感じます。
お金=汚いモノといった固定概念がお金を増やす妨げになっていると思います。
それなのにお金をみんなが欲しがるという歪な感じ。
本質を考えると自ずと答えは分かってくると思うのですけどね。
お金があれば困っている人を助ける事ができるかもしれないし要は使い方次第。
そういった意味でお金の知識というのは人生設計においてめちゃくちゃ重要だと考えています。
意外とみんなこの辺が無頓着だなあと思ったりします。
資産が増えるのは楽しい⇒楽しいと続けられる
資産運用を始めたきっかけは効率よく自分の資産を増やしたいという思いから。
実際、資産が増加してくれているのでとても楽しいです。
楽しいのでより効率よく・より良い金融商品などを探すのが既に癖と言うか習慣化して趣味になっています。
人間は当たり前ですが嫌な事は遠ざける傾向があるので面倒事の先にあるメリットを見据えて考えて行動しないとなかなか良い結果に繋がりません。
ほとんどの人はメリットにたどり着くまでにやめてしまうのでここを乗り切る必要が不可欠。
私はそれを乗り越えている訳ではないですが上手く楽しく付き合えるようになっているのかなと自分では感じています。
お金に貯まりやすい体質に少しづつ変化していくのはゆっくりで緩慢で退屈。
ですが、私はその過程が楽しいと思えるようになっているのだと思います。
一番の近道は「地味に継続すること」
私のような凡人でも現状の制度(つみたてNISAやiDeCoなど)を利用して時間をかけて複利運用すればある程度大きな資産を得る事ができるというのは概ね歴史が証明しています。
時間は掛かりますが一般人の勝ちパターンというのは投資家の先人達が実績を残してくれています。
勝ちパターン=手数料の低い商品で配当を再投資する事で複利で運用するもの。
短期間で大きな富を得る事ができないけど将来的には大きな資産に育つ可能性があるものです。
結局楽して短期間で「儲かることはない」って事ですね。
繰り返しますが「きっとなんか楽に稼げる裏技があるはず!」なんて思ってた時期もありますが今はハッキリないと断言できます。
勉強すればするほど稼いでいる人は努力もしているし地味な作業を繰り返して行っている事が分かります。
学びの継続が結局大事で「学んで⇒試して⇒失敗したら修正⇒もっかい試して」といういわゆるPDCAを回してそれの継続が結局最強。
それを続ければ結果的に少しづつ資産は増えていく事は私は体感しているので自信を持って言えます。
少しづつ増えていくので増えていく実感を感じるまでが辛い工程ではあります。
こういったまとめをしてしまうと全然つまらないオチになるんですが実際世の中はそういった風に出来てるのかなと私は考えています。
逆説的な表現だとある程度「頑張れが報われる」世界なのだと思うのです。
何事もそういう傾向にありますが結果というのはすぐに出ないので結果が出るまでに皆止めてしまうのでしょう。
結果だけを見ていると楽をしたり近道したがってしまうものですから。
努力しても報われない事が多い世間だと思っているのですが投資は凡人でもある程度勉強すれば時間を味方に付けて一定の資産を作る事ができると思います。
まとめ
私たちのような一般人が投資において短期間で一気に資産を増やすのは不可能。
地道に時間を味方に付けたうえで少しづつ増やしていくという時間軸を持つ事が大事。
まれにビットコイン等のような大化けするモノもありますが投資に向き合ってアンテナを立てていないとすくい上げる事は出来ない。